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令和5年度決算特別委員会

9月19日(木曜日)

令和5年度決算特別委員会
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23784【深沢監査委員】  今朝の質問に対するお答えにおいても、議選監査であることの意義の一つとして実例を挙げさせていただきました。図らずも、昨年もやはり似たような質問があって、代々やはり市民目線でやっていくということ、私も全くそういうことだと思っていますが、その例で挙げさせていただきました。平成29年に法が改正されて、いわゆる議選でなくてもいい、選択制になると。そこで、さあどうしようかということで、執行部は執行部で当時、討議、検討されて、当面──私の記憶ですよ、これは。書いたものがここにあるというものではない──当面は議選、今のままで様子を見ていこうというタッチのメッセージが、当時の、私が議長を辞めた次の議長のときですけど、あの直後だったのですが、来て、議会の中でも、ではこれは一回話し合おうということにたしかなったように記憶しているのですが、そのときの結果、執行部と同じで、当面これでいこうということだったのですが、その根拠となる議事録というか、あるいは書いたものが、私この3日間4日間ずっと探したのですが、事務局にも随分尽力してもらって、ちょっと見つからなかったのです。ただ、29年の法改正のそうたたない後だったということは事実で、それで今日まで至っていると。そこで私が今、この議選の立場でどう考えるかということでもあるかと思うので、具体例としては、午前中申し述べたことがあります。
 それと、武蔵野市の監査の仕組みというのは、これはおのずと、さっきも代表監査からありましたように、全国とか東京とか関東とかで、監査委員、議選だけではなくて、いろいろな交流があるわけです。学習会があったり、それから総務省の人が来て話を聞いたりと。そうすると、おのずとやり取りで、うちはこうしている、どこはどうしているというのは入ってくるわけです、資料もありますし。そうすると、私が見る限り、武蔵野市の監査の仕組みは、少なくとも、ほかでやっていて武蔵野市でやっていないというのはないです、私が今まで調べた限りでは。大方やっていると。例えば一例挙げれば、両委員協議というのをやるわけです。それは定期監査から、現場の実査からいろいろなものがあるのですけども、年間の監査の計画ももちろんですし、それを両委員協議で事務局が入ってやっていくという形で、その協議も年間を通じて1回ではないのです。必要度に応じて数回定期でやって、例えばそういうことなんかも、そういう仕組みがない自治体もあります。これは一例です。そうすると、どういうことやっている、ああいうことやっているというのを全部メニューを挙げてみたときに、では武蔵野市でやっていないのは何かといったときに、ないのです。ただ、抜け落ちがあってはいけないと。あるいは時代が変わりますから、いろいろな要素を調べて常に見張っていて、今度はこういうのを取り入れてやっていこうということを意識しながら、代表監査とも日々の、大体月に半分ぐらいは出ていますので、私は毎日行っています。書類の決裁というのは大体日々でありますので、ほぼ連日出ていますけども、という状況でやっております。これは現況です。
 そういう中で、先ほど申し上げた実査という、つまり、今私が挙げようとしているのは、学校の、今年度は3校、理科室とか、それから工作室とか実踏するわけですが、そういう中で、学校というのは教育の場だけでない、地域に開放されています。例えば消火栓なんかが地域の活動で校庭で使われる、体育館で使われる。それが実査したときに、あるべきところにないというのが何か所かあったのです。それは、土日を挟む、あるいは祭日を挟んで、たまたま忙しくて、大体学校の先生は忙しいですから、御案内のとおり。これはやはり何かあったときに、学校というのはウイークデー含め、土曜日含めやっているわけですから、それはやはりまずいのであって、そういうことは当然指摘します。私もある種地域の活動、議員の各位はみんな地域活動をやっていますから、とりわけ自分の地域はより詳しいわけですけども、そうでなくても、そこにあるべきものがないという、その地域で使う場合のことを想定して、そういうチェックというのが、私はかなり強く言ったのですけども。例えばこれは一例ですよ。
 そういうことで、日々の中で、去年も申し上げましたが、我々は自分のうちを一歩出ればもう職場みたいなもので、昔はちっこいノートを持って、こっちに日程の手帳、こっちは何か物を言われたときに書き出すちっこい手帳と、やっていたのです。今みんなも似たようなことをやっていると思います。そういう立場で、ある程度顔ぶれも分かっている、いろいろなものを含めて、具体的な事業や、地域事業も含めて監査するのと、全くそういうのがなくてやるのとで、自分なりに空想してどう違うかなと。圧倒的に事情が分かっていますから、さっき申し上げた量でなくて質というところで違う面があるので、やはり私は議選の監査の意義はあるという表現をしています。意義はあると。
 以上です。