23871【小島監査委員】 ではまず、下水道の事業会計のほうからの123ページのおおむね適合しという、そうですね、一般会計にも水道にも入っていなくてこちらに入っているということでございますけれども、まとめのところに少し説明をしたのですが、先ほど委員もおっしゃったように、もっと分かりやすくということで、その辺りは今後もしっかり検討していきたいと思っております。ここに、138ページの下から2段落目の、「本決算審査の中で、固定資産の計上が漏れていたものが1件あった。」ということなのですが、これは、ここにも記載してあるとおり、下水道台帳に長年にわたって登録されていない固定資産があったのです。ただ、下水道なので、地中に埋まっているもので、これは本当だったら、よく見つけたねと言ってあげないといけない部分で、こちらにも日頃の施設管理のたまものではあるがというふうに記載をしたのですが、見つけたまではよかったのですけれども、その後の台帳の登録漏れとシステムの連携漏れがあって、5年度に反映されなかったのです。これはもうチェックをしていて、ちょっと1件違うということで調べましたら、見つかってはいたのですけれども、台帳とシステムのほうの連携も漏れていたので、6年度、その後すぐに台帳にもシステムにも入れましたので、5年度ちょっとそれが漏れていたということなので、おおむねということで、本当だったら、よく見つけて、日頃現場に行って、今までも皆さんから、市長からも、職員は現場に行って何でも見ていくのだということだったのですけど、現場に行って見つかったということも説明聴取の中で伺っていますので、やはりそこの部分で見つけただけではなくて、しっかりその後のフォローが大事だということで記載してございます。
それから、先ほど来の7番の部分でございますが、監査として決算意見書にどこまで書けるのかというところもあったので、こういった形で書きました。やはり皆さん、今まで議論があったように、執行部からも説明があったように、やはり人の部分というのは非常に大事なのかなと思っております。それなので、研修だけではなくて、実務でその定着が図られるということで記載をしました。監査として人事をどうするかというのは、もう執行部に委ねるところではありますけれども、やはり、若いときというか入ったときに、基本的な部分を教えてもらって、それを実践していくということが大事で、それが、例えば長がつく役職になったときに、そういった勘どころというのも出てくると思っておりますので、この先は執行部にはお任せしたいと思いますけれども、ぜひ、どこを見ていいか分からないというようなことにはならないように、しっかりと基礎の部分というのはやっていっていただきたい。この先、DXとかもありますので、もしかしたらこの世の中が抜本的に変わってくるのではないかと思っていますので、そのときに、基礎が分かっているのと分かっていないのでは、やはりこの先のシステムがいいものができたりとか、委員の皆さんから議会でもいろいろお話があるベンダーロックインの問題とか、そういったものも、言われるだけではなくて、職員から物も言っていけるようになっていっていただきたいなというところで記載をしました。
以上です。