23872【道場委員】 全くそのとおりです。言いなりにならないというか、きちんと裏づけが分かって、仕組みが分かって、はいそうですというのと、全く分からなくて、はいそうです、全くこれは違いますから。大変大事なことだと思います。恐らくほとんどの職員の方々は、入庁したときには、よし頑張ろうといって、そういう気質で入ってこられると思います。そして、多くの人はそうやって頑張っていくものだと信じたいところです。だけど、知らないうちに風土に流されて緩んでくるというか、それで時々私はガバナンスと内部統制という話をするわけです。そこを監査委員の役目として、自分のポジション、ファンクションとしてそれをしっかり言われたのは、私はすごく評価をしたいと思いますし、私も議会の人間として、行政に対してはしっかりと見ていきたいと。うまくいったときはもちろん感謝もしますし、もちろんお礼にも伝えに行きますし、物を持っていったりしませんけど、そういうことで感謝の気持ちはいつも伝えているつもりでございます。
そこで、まさに今回の2,000万円の買い付けの件です。教師用指導書の買入れというのが、まさにその仕事で忙しい財務部財政課からこれが決算の前に上がってきたわけです。上がってきたのはいいのですけれども、えっと思って、ここで質問事項に関して電話で聞いて、聞きに行きましょうかと思ったけど、でもせっかくだから、この決算にも必ず絡んでくる話だなと思ったので、一応皆さんに分かるように公に、公と言ったら変だけど、議事録にも残ったほうがいいと思ってここでお聞きします。ですから、財政課の課長さん頑張ってください。
ここにもはっきり言っていっぱい書いてあります。いっぱい書いてありますけど、一番肝腎なのは何を伝えたいかなのです。今、監査委員が説明されたことにキーワードが入っているようなもので、本来ならさっきの会話の中にもずっとありました。代々の職員から大事なことを伝えていかなければいけないのです、これだけは外すなというか。だから全部自動化なんかできない。私なんかは本来、全部自動化にしたいけど、できないのは分かっているから、最後のコマンドを、指示を出すのは人間だから、だからさっき言った、分かっていないと駄目なのです。分かっていないでボタンを押したら大変なことになるのです。これを押すとどうなって、どうなっていくかということを分からないといけないわけです。ボタンというか、コマンド、パソコンの入力だってそうなのだけど。だから、それが分からない人はいっぱいいますから、ですから、それで困るのですけど。それで、代々大事なものを継承していくとかということがここにも書いてあるわけです。
それでお聞きします。この中で、本当は一番大事なことは何か、伝えたかったのは何か、答弁お願いします。