23888【西園寺委員】 ありがとうございます。私はガバナンスとかいう言葉はよく分からないのだけど、その言葉は使わないのですけれども、まさにこのお二人の副市長が両翼にいらっしゃって、それで、市長の思い、そして、部課長の皆さんが本当に日頃の市民と向き合う仕事を適正にやっていただくための仕切り役として本当に頑張ってほしいというところは道場さんと一緒です。頑張っていただかなければいけないと思いますし、後ろの皆さんが迷わないように、どうしたらいいのだろうと迷うことのないように、リード、引っ張っていっていただきたいなと思います。
若い職員、若い世代の方々とコミュニケーションが取りにくくなるというのは、私自身ももうみんな経験していて、以前のように、昭和の時代のように飲み会に連れていってとか、何か食べ物を、お惣菜を分け合ってなんて、私らの時代のコミュニケーションはそうですけど、そういうこともなくなっていると思う。それから残業してわいわい騒ぐということもなくなっていると思います。本当に難しい時代にはなってきていると思いますが、これはぜひお願いするしかありません。「実効性の向上について研究されたい。」という監査意見は、ぜひ皆さんで取組をお願いしたい、そして私らは応援していきたいと思います。これが1点目なので、お願いということになります。
2点目、それはやはり今回の決算委員会で1つ象徴的なテーマになった会計年度任用職員さんの処遇の件でございます。これは私も、それからほかの会派の方も、会派を超えていろいろな取組はされているわけなのですけれども、私自身は、これはやはりとても象徴的な話だったなと、起こるべくして起こったと言うべきでしょうか。たまたま偶然に起こったことではないなと、こういう要望が出てきたということは、ある意味必然だったのではないかなというふうに感じているということを最初に申し上げたいです。そして、この間私も一般質問でも言いましたが、これは会計年度任用職員の方だけの話ではないなということ。もう身を切って、公務員を減らして、それから報酬を削減して、みんなでダイエットしましょうという時代ではもうないということは、私はここでも改めて強く言いたいし、人を大事にする社会にしていかないと国が成り立たないというふうに私はもう思っている。その一つの今回の象徴例として会計年度任用職員の方から声が上がってきたというふうに私は捉えているのです。その点については、ぜひ市長の見解、国全体として公を担う公務員の方々、そしてこういうパートナー職員の方を含めて公の役割を担ってくださっている皆さんたちの処遇ということについてのお考えをお聞きしたいと思います。