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令和5年度決算特別委員会

9月19日(木曜日)

令和5年度決算特別委員会
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23889【小美濃市長】  非常に大事な観点かなというふうに思っています。働き方ということも、既に我々というか私が、私は昭和60年に大学を卒業して社会人になりましたが、その頃とは随分変わってきているのだなというふうに思っています。それは自分の子どもたちを見てもそのとおりだと思っておりまして、まず、働き方というのが、今物すごい勢いで変わっているということを1つ考えなければいけないなと思っています。
 それともう一つは、今、コロナも収束をし、民間が非常に力をつけてきたということです。このところの民間のベースアップ率を見ますと、もう本当にすごいものがあります。それを見て、今の例えば新卒の人たちが市役所を選んでくれるのかというのが非常に大きな課題に今なっておりまして、私も市長に就任いたしまして、技術職、保健師さん等々の職、一般事務職、それぞれ2日間、3日間かけて面接をさせていただきましたけども、人事のほうから、恐らく民間もしくはほかの市役所等々と競合されている方もいらっしゃいますので、随分抜けるので、それを見越して査定をしてくださいということで、それを踏まえて査定をさせていただいて、随分採用するつもりだったのですけども、やはりその中から1人抜け、2人抜け、10人抜けという、そういう今世の中になりました。
 職員の皆さんは本当に今一生懸命働いておりますし、これは市役所の宝だと思っております。新しい宝をこれから採用するというのに当たって、やはりそれなりの待遇で迎え入れなくてはならないと思っておりますが、やはり民間に対して、いろいろな待遇の面でどう勝っていくのか。また、近隣市役所もしくは都道府県に対してどう勝っていくのかというのが本当に難しい問題になってきているなというのが、本当に今の段階は、先ほど副市長が今がそういう時期になってきているのだという話がありましたけども、本当に自分もそういうふうに実感しています。まず、働き方が変わってきた。自分の子どもたちの働き方から見ると、やはりもう終身雇用という感じではないですよね、今。自分のキャリアアップをどんどん重ねて職を変えていく、そういうような世の中の風潮もありますし、また、給料の面では、やはり今もう民間に勝つというのは大変なことだと思います。
 では、公務員を選んでいただくにはどうしたらいいのか。それはやはり公の仕事に対する喜びをぜひみんなと一緒に、我々と一緒に感じてもらいたい、それを訴えていくことなのかなというふうに思っています。これは議員さんも同じでしょうし、全職員が同じだと思っているのですが、そういうことを、公の仕事に就くことの喜び、誇り、先ほど矜持という言葉がありましたが、そういうものをぜひ我々と一緒にやっていきましょう、こういうことをしっかりと訴えていきながら、いい人材に来ていただきたい。その一つはやはり給料だと思っておりますので、そういうこともこれからバランスを考えながら、今人事課が一生懸命考えてくれていますので、提示をしていきたいなというふうに思っています。