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令和5年度決算特別委員会

9月20日(金曜日)

令和5年度決算特別委員会
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24084【小美濃市長】  東山委員のおっしゃることも実感をしているところでありまして、私の子どもの世代は、もう今30代の前半ですが、さきのいわゆる太平洋戦争、第2次世界大戦と言われている戦争は、もう既に歴史の中の一こまになっています。ですから、極端な話、カテゴリー分けをすると、もう第1次世界大戦とかその前の戦争と一緒の時代の戦争みたいに、いわゆる歴史の教科書に出ている、そういう認識であります。だからといって別に平和に対する関心がないというわけではなくて、やはり今起こっているウクライナの戦争だとかというものに関しては、非常に関心がある年代であります。
 なので、先ほども答弁の中で、武蔵野市は中島飛行機武蔵製作所があり、東京で昭和19年11月24日に初めて本格的な空襲があったという、こういう歴史があるわけでありまして、こういった事実はしっかりと若い人たちにも知っていただき、戦争の悲惨さというのは分かっていただきたいと思いますが、しかしそれだけではやはり今の若い人たちに、では平和とはどういうことかということにつなげていくにはなかなか難しいのかなというふうにも、実感として、今、自分の娘、息子を通じて思っているところです。
 先ほど、現状、では日本が今どういう状況に置かれているのかという御案内もございました。確かに最近のニュースを見ておりますと、領空侵犯、領海侵犯等が行われているというニュースも見ますし、つい先日も隣国からミサイルのような物体が連続して発射されたというような報道もあったわけでありまして、こういったものに対してどのように自分たちの国を守っていくのかという、我が事のやはり平和意識というものも持っていかなければいけないのかなというふうに、今御指摘をいただいて、なるほどなと実感させていただいたところでございます。
 具体的にどういう形で平和事業を進めていくのかというのは、今ここですぐにお答えすることはなかなか難しいわけでありますが、様々、また東山委員も若い世代として提案をいただいて、そういう提案を基に。我々はちょうど中間なのです。私の父はもう疎開を経験、一応戦争を経験している。また祖父も、もう亡くなりましたけれども、祖父はまさしくその年代でございましたので、恐らく実体験を聞いている年代としては、そういう年代なのかなというふうに思っておりますので、そういう意味ではちょうど中間の、若い人からの意見も聞き、実際に実体験をした方の意見も聞いているという、そういう立場でございますので、どういうことができるのかということは、様々な情報や、また御提案をいただきながら考えていきたいなと思っています。