24153【川名委員】 多文化共生の土台ができたというのは、市の担当者としての評価なのか、何か対外的な評価なのか、市民からの評価かによって、これは結構変わると思うのです。市の方は一生懸命やっているから当然できたと思っているのですけれども、実際の市民、あるいは外国人の方にとっては、全く知らない存在だったりするところもあるのですが、それをどう評価しているのか。できれば外部の評価も必要かと思いますが、その点についてお考えを伺いたいと思います。
もう一つ、イベントができなかったことは、目的を再検証したら、それより違うやり方があるだろうということ、そのことはとてもいいことだなと思っています。そう考えると、来年度へ向けて、その目的達成にどうしようとされているのか。
多分その講演会をしても結局同じですよね。もともと興味がある人とか共生を実現した人がやってくるので、それはそれでもいいと思うのですけれども、あまり意識されていない方。あと、よくあるのは、何でこんなに市内に外国人が増えているのだという、ちょっと否定的な意見もあったりすると、そういう方にとっても、なぜこういうふうになっているかということを理解してもらうことも必要だと思っていますので、もっと幅広く伝えていくことは大切だと思いますが、来年度予算に向けてこれから組み立てていくと思うのですが、どういう方向性を持っているかについて伺いたいと思います。
もう一つ国際交流のことで、いろいろ国際交流を行っていて、その中でロシアとルーマニアに対しては、国際状況からなかなか難しかったということが報告に書いてあるのですけれども、いわゆるこの物価高とか為替相場がある中で、今後国際交流をどう続けていくのか、今お考えがありますでしょうか。要は費用が結構かかってきてしまうのもあるのと、もう一つは、オンラインができるようになったことで、オンライン活用がもう少し必要ではないかと思っているのですが、現況でのお考えを伺いたいと思います。