24598【東山委員】 ありがとうございます。ただ、多分見直す時期に入ってくると思いますので、他市の状況も見ながら、下田先輩には申し訳ないですけれども、何か見直していくことも今後は必要なのかなというふうに理解をしております。
事務報告書の102ページです。事業承継問題、これは一般質問でも取り上げました。部長がおっしゃったとおり、今、黒字廃業というのがすごく大きな問題になっておりまして、改めて取り上げますけれども、国内企業の3分の2が後継者不足で、70歳以上の経営者が245万人で、黒字なのに後継者が未定なので黒字廃業、10年間で60万社が黒字廃業の危機にあるというところでございます。なので、公共としてできることは、やはり後継者をしっかりと見つけてあげることと、そのマッチングだというふうに考えています。
このサポート制度は、ある程度そういうマッチングという面において様々機能しているとは思いますし、いろいろと著名な経営者を見ていると、結構経営者が40代で業績を伸ばしているので、なるべく若い経営者の方に引き継いでいくということが非常に重要だと考えています。ただ、これ、相談者数というか、事業承継について相談する相談件数は書いていただいておりますけれども、どこまでマッチングという意味で成就しているのかなというのが気になるところでございまして、最悪この相談先である、事業承継だと多摩信用金庫さんとか日本政策金融公庫さんとかそういったところに、丸投げではないですけれども、どこまで市が関与すべきなのかなというふうにも思っていまして、今のこの事業承継支援コーナーというところがきっかけで、どこまで事業承継、マッチングまで行ったのかな、どこまで成功しているのかなという手応えも含めて伺いたいなと思っています。