検索条件なし

令和5年度決算特別委員会

9月24日(火曜日)

令和5年度決算特別委員会
  • 日程
  • マッチ
    発言
  • 発言
  • マッチ
    箇所

0箇所マッチ

24753【澤田交通企画課長】  幾つか御質問いただきました。まず最初に、運転士さんの単価といいますか、条件について、市のほうからどこまで話ができるのかというところなのですけど、これについてはもう完全にバス事業者さんのほうでの採用に現在はなってございます。ですので、市のほうの会計年度任用職員の単価で募集してくださいとかそういったことは言ってはいないです。もう一つは、ただ、お金をムーバスの運転士だけ上げてしまうとなると、路線バスの運転士さんとのバランスだったり、会社の内部でのバランス取りというのにも影響してくるので、ムーバスだけよければいいというものでもないところがなかなか難しいところですので、そういったところも含めて考えていかないといけないのかなというふうに思っているところでございます。
 それから、2つ目です。補助金の上限に対してということなのですけれども、これは運行協定に基づいて市とバス事業者さんとでムーバスの運行については取決めをしているところでございまして、運行収入から経費を除いた赤字分については市が補填するという約束になってございますし、逆に、過去には黒字になったときもあったかと思うのですけれども、そのときは2分の1を市に寄付してくださいというような取決めも定められているというのがございますので、上限のマックスは何%までですとか、そういったことはございません。
 それから、100円で乗れるということについてなのですけど、これは現在協議会を開いて、地域公共交通計画の策定に向けて、いろいろな事業者さん、あと、市民の方も含めて意見交換をしているのですけれども、通常、220円とかという形で路線バスを皆さん使っていると思うのですけれども、ちょっと遠くてもムーバスの100円を利用したいという市民の方たちはやはり一定数いるようでして、それが路線バス事業者さんからすると、値段が安いので、本来、路線バスに乗ってもらえばいいところをムーバスのほうにお客さんが流れたりしている。あるいは、タクシーと比較すると当然ムーバスのほうが全然割安なので、アプリですぐに呼べるような仕組みがあったとしてもムーバスのほうを利用するということで、市場の運賃とムーバスの金額との乖離というのがもしかしたら武蔵野市全域の地域公共交通のバランスというのをちょっと引っ張っているというか、そこがちょっと作用しているというところがあるよねというようなお話はいただいているところでございますので、先ほど申し上げましたように、100円という数字がやはり市民の皆さんの中から出てきたコンセプトで、そこをずっと守ってきているという歴史がございますので、安易にそれを事業採算性を求めてどうこうというふうにはなかなか難しいのですけれども、これは慎重に考えていかないといけないかなというふうに考えているところでございます。