24755【澤田交通企画課長】 自転車に関係して3つ御質問いただいたかと思います。まず1点目です。自転車の事故についてなのですけれども、これは先ほど私の答弁の中でも何度も申し上げていますとおり、全体の交通事故のうち6割強、自転車が関与する事故というふうになってございます。これの原因については担当の者とも常に議論していて、どういう理由があるのだろうということを考えているところですし、警察とも常に意見交換しているところなのですけれども、これは人口密度にある程度比例して、自転車事故、歩行者と自転車、自転車と自転車というのが起きる、接触機会がそれだけ増えやすいということですので、その原因がありますし、あと、市内は坂道が非常に少なくて、子どもからお年寄りまで自転車に乗りやすい環境が整っているということ。それから、三駅への通勤・通学の乗り入れ台数が、皆様御存じのとおり、1日2万3,000台ぐらい毎日あるということで、市民以外にも、市外、区民であったり、隣の市からたくさん自転車に乗ってこられる方が多いということで、どうしても自転車の事故というのが多くなるのかなというところで、警察とも情報共有しているところでございます。
それから、講習会の一般の数が増えているということなのですけれども、これは3つ目の質問ともつながってくるのですけれども、令和5年の途中からヘルメット助成というのを実施いたしましたので、その関係で、最初、ヘルメットに助成金が出るということでたくさんの方から応募いただいたというのがあるので、通常、年間20回ぐらい開催を目安にしているところを、かなり回数を多くして、より応募してくれた方、皆さんに講習も受けてもらえるし、ヘルメットも行き渡るようにということで、工夫をして開催回数を増やしたということで講習受講者の方も増えたということでございます。
最後に、ヘルメットについてなのですけれども、そういった形で安全講習を受けていただいて、なおかつ、市民の方に限定して助成券というのを配布しております。それを持って指定のお店、市内13店舗ほどあるのですけれども、その市内のお店に行ってヘルメットを買っていただくというスキームになっているのですけれども、全員がそのチケットを使ってヘルメットを買ってくれたかというと、そういうわけでもなくて、ちょっと当初の見込みよりもヘルメット購入まで至る人というのは少なかったように思っておりますので、当然、担当の者はプロモーションをかけて、チケットが手元に届いているのでぜひ交換してください、使ってくださいという形でのプロモーションをしているところなのですけれども、数字的には事務報告書にあるとおりの件数になっているというところでございます。