25044【森本図書館長】 まず1点目の団体貸出しの病院なのですけれども、こちらのほうは、ちょっとそこの辺りまで進んでいないというのが現状でございます。今後、そういった方向性についても考えていきたいというふうには思います。
あと、人材育成の部分になります。先般の文教委員会でも御質問いただきまして、一定お答えしているかなと思うのですけれども、人材育成は、図書館としても非常に重要なミッションだというふうに考えておりまして、教育部の教育委員会定例会のほうでも、四半期ごとに進捗管理を行う事業の一つとして設定をしているところになります。委員御指摘のとおり、課題としては、やはり吉祥寺図書館開設当時に任用した職員、司書採用の職員がちょうど退職の時期にかかっていて、現在徐々に抜けていっている、一部再任用で残っていただいている方というのもいらっしゃるような状況ですけれども、そういった時期ということはございます。やはりそういった専門性というのはなかなか一朝一夕では身につかないところはありますので、育成をしていくというような段階が必要になります。そういう専門性の高い職員が後進にその専門性を授けていくといいますか、教えていくというところは非常に重要だと思っておりますので、例えば、館内整理日などを活用して、内部で研修をすることがあるのですけれども、その講師に古参の職員がなって講義をすると。その講義には、一般の職員だけではなくて、会計年度任用職員さんも、カウンターで例えばレファレンスを受けたりとかというような状況もございますので、そういうようなところにも生かしていただくために、場合によっては参加をするというようなことも行っているところです。
その他、専門研修への参加ですとか、昨年度から司書講習への職員の派遣というところも再開をしておりますので、今後もそこを継続しながら、専門性の確保というところに努めてまいりたいというふうに考えております。