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令和5年度決算特別委員会

9月25日(水曜日)

令和5年度決算特別委員会
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三島杉子
三島杉子
日本共産党武蔵野市議団現職

映像ID: 2836

25231【三島委員】  では、日本共産党武蔵野市議団を代表いたしまして、2023年度の一般会計、水道事業会計、下水道事業会計、3特別会計の決算の認定に賛成する立場から討論をいたします。
 2023年度の予算は、「誰もが安心して暮らし続けられるまちへ 平和が続く未来をつくる予算」として、新型コロナウイルス感染症や、ウクライナ情勢等による原油価格、物価高騰により新たに生じた課題にも対応することを基本に編成された予算でした。2023年5月に新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが5類となりましたが、様々な感染症がはやる中、市民の活動が少しずつ再開するも、急激な物価高騰が市民生活を直撃しました。
 その中で、補正予算も組まれ、リフトつきタクシー運行事業の補助金や、水道事業会計の物価高騰対応の臨時補助金、商店会の出店支援金事業、給食食材費高騰対応臨時補助金、物価高騰に伴う介護障害福祉サービス事業所等への補助など、市民の暮らしを支える様々な取組が行われてきたことを評価し、感謝いたします。今もまだ厳しい状況の方がいらっしゃると思います。今年度、これからの予算にも、ぜひその取組を生かしていただいてと思います。まだらという言葉も質疑の中で出てきたと思います。
 また、武蔵野市子どもの権利条例が施行され、各施策に対し子どもの声をどう聴いていこうかという取組が、子ども家庭部、教育部だけではなく、全庁的に広がり、また地域、学校と、様々な場面での周知啓発で、市全体で子どもの権利への意識が向上していった1年となっていった、そういう答弁もありました。そのことをうれしく受け止めております。子どもの権利擁護センターもいよいよ開設となります。条例の具体化がさらに進んでいくことを期待します。
 2022年度に取り組まれた武蔵野市気候市民会議での意見を参考に、「気候危機打開!むさしの市民エコアクション」の冊子作成と全戸配布、むさしのエコの実大賞事業、家庭向け再エネ電気切替協力金支給事業、公共施設の実質再エネ100%電力の導入と、新たな事業も取り組まれました。まだ本当に一軒一軒訪問して開拓していく、貯水槽のほうでそんなお話もありました。御苦労されているかと思いますけれども、引き続き、広報も含めて広げていってほしいなと思っております。
 武蔵野市平和施策のあり方懇談会の報告書作成、武蔵野市から伝える戦争体験記録集第4集、平和啓発用映像の作成もされました。1月には本市で、平和首長会議国内加盟都市会議総会が開かれます。今まで積み重ねてきた武蔵野市の平和憲法啓発事業に加え、報告書の内容を生かした新たな施策の展開も期待いたします。
 会計年度任用職員、再任用職員ともに、期末勤勉手当等の処遇改善、できるだけ早く実現を求めます。また、会計年度任用職員を、職員だけではない部分もあるかと思いますけれども、勤務時間の実態など鑑みて、常勤職員、正規職員に振り替えることも含めて、本当に実際の自分たちがやっていく仕事の中で、実務の中で仕事の継承、的を得た勘どころを得ていくということも含めて、正規職員の配置を──配置という言い方は嫌ですね──正規職員を増やしていくこと、市民の数もうんと増えている状況があります。1万人以上というお話もありました。第9次の職員適正化計画で正規職員を増やしていくことも含めて、そういう計画になることを求めて、賛成の討論といたします。