
小美濃安弘
映像ID: 2396
4817◯19番(小美濃安弘君) 私が驚きました。閣議決定は民主的ではないと。そうなのですね。この答弁が、私一番今回驚きました。先ほど言いましたけども、閣議というのは、内閣という一つの機関です。行政機関です。行政機関の決定ですから。しかも、これは全会一致の、国会議員から選ばれた内閣総理大臣が各大臣を任命して、大臣は国会議員でなくてもいいのですけど、そこで合議をして、1人でも反対がいれば、罷免になるか、もしくは閣議が通らない。非常に私は、この形は、司法、立法、行政の三権分立を担う内閣の民主的な会議だと思っておりますので、今日、市長から、この閣議は民主的ではないという話を伺って、少しびっくりをいたしております。ちなみに、閣議で決定したことは国会に送ることもたくさんあります。でも、国会に送らないこともあるのです。そこで決まることもあります。直接東京都や武蔵野市に来ることもあるでしょう、閣議決定事項が。これからは閣議決定で来たものは民主的ではないらしいですから、皆さん、気をつけたほうがいいですよ。
それで、先ほど市長がおっしゃいました、住民投票は議会の議決が大切だというふうに私メモりました。まさしくそうなのです、議会の議決が大切なのです。でも、議会や市長が住民と対立した場合、これは別に市民が決めることでいいのではないですか、議会が決めなくたって。対立していると思うから住民投票をやるのだから。ただ、その場合、議決されないでしょう、だから何か考えなければいけないでしょうというのが私がずっと懇談会から言っていることなのです。懇談会のときから、今はA委員とかB委員になっていますから誰の発言か分かりませんけども、元稿があるでしょうから、もしあれだったら読んでみてください。私はずっとそれを言い続けているのです。それ以外は50分の1でいいと思っているのです。だって、今まで住民投票の制度があるのだから。ただ、そこだけはやはり市民の最後の民主主義として直接民主制を担保しておかなければいけないのではないかと思っていたのですが、最近、先ほど言いましたけども、最近はそれが、では全て常設型なのかというのは、ちょっと議論もしていかなくてはいけないなと思っておりますので、それは今後の議論に任せますし、また、予算委員会などもありますから、そこでしっかりと議論させていただきたいなというふうに思っています。
25分しか私、質問時間がないので、それで最後に19条ですが、何度も言うようですけども、19条に関しては、多くの市民がこのままでいいのかというふうに思っている人もいらっしゃいます。だから、住民投票だけ切り取って有識者や市民と話しても、そこの部分の議論もしていかないと、なかなか本質的な議論ができないのではないのですかということをお話ししましたので、そこだけ1点再質問させていただいて、終わりにしたいと思います。