4834◯市 長(松下玲子君) 4点の再質問に順にお答えをしていきたいと思います。
まず1点目の質問、コロナの今後の対策についての御質問ですが、何か変化があったとき、まさに今後、まず落合議員おっしゃったように、3月からマスクの対応だったり、5月には2類から5類にという大きな対応の変化が迫られるときが来ますが、その中でも、例えば、これまで一切金銭的な負担がかからなかったものが自己負担になるかどうかなどは、コロナだけでなく、例えばワクチンなんかだと、インフルエンザとしてのそちらの法律のほうを使って今後も無償を続けるということを国のほうも言っていますので、そうしたことがしっかりと決定をした後に市として対応していくというのは、様々判断というか、市民の皆様に知らせていく必要があると思っておりますので、どういう構えでというのは難しいのですが、一定コロナ禍を経験して、臨機応変な対応が非常に重要であるということも学んでおりますので、変化に伴って、変化があったときに臨機応変にできるだけ迅速に対応して、また、市民の皆様に情報を共有していくというのを継続して心がけていきたいなと思っております。その上では、例えば経済対策など市の独自の取組、やはり記録に残していかないと記憶には残らないというふうに思いますので、しっかりと市として行ったこと、まさに今もまだ経済対策等を行っておりますので、コロナ禍だけではない、物価高騰にも対応する形での経済対策を市民や事業者の皆様に資するという思いで行っていますので、そうしたことは記録に残していく取組というのは検討していきたいと思っております。
2点目については、おっしゃるとおりで、民間で行っているものを全て公で行うというつもりで子育て支援についてお話ししたものではございません。あくまで、子育て支援や少子化対策というと、関係ないわと思う方が意外といらっしゃる。それは、今日の国の会議でもそういう議論があったようなのですけども、特に独身の方や高齢者の方が、子育ては終わっているし、私子育て関係ないしというふうに思われることがないように、みんなで、社会全体で子ども子育て支援に取り組んでいくというような意識の転換がやはり重要なのではないかなと思いますので、そういう思いも込めて書いたものであるということをお伝えしておきます。
3点目についてです。今後、住民投票制度の論点整理を行って、どういう形で、単独で市民の皆様にお示しをしていくのか、それとも自治基本条例の中で示していくのかというのは、まさにこれから法律等専門的な知見を持たれる専門家の皆様、有識者の皆様にしっかりと論点を整理して議論をしていただくことから始めたいと思っておりますので、どういう形で市民の皆様に今後お示しをしていくかというのも含めて論点整理を行って、住民投票制度への理解が進むよう、またそれも、新たな市民参加の手段としての住民投票制度というのが理解していただけるように、説明の仕方や示し方、一緒に考えていく姿勢を持っていきたいなというふうに思っています。
4点目の駐輪場につきましては、そうですね、難しいのが、やはり自転車を利用される方にとっては、1分でも2分でも駅から離れたら、それは、何でちょっと離れたところに移転するのだろうと思われるかもしれませんが、全ての人が自転車を利用するわけではありませんので、常日頃そこを歩いて通行している方にとっては、真横を自転車がびゅーんと通って怖いわという思いをしている方もいらっしゃるのは事実です。そうした形で、市民にとっての利便性ということでいうと、自転車を利用する市民の方、自転車を利用しない市民の方、双方にとっての利便性という視点と、まちづくりの視点が私は必要かなと思っております。駐輪場というのは、そういう単独であるものではなくて、そのまちの中のまちづくりの一環として位置づけられてもおりますので、今後、まちづくりを行っていく上で、道路の拡幅が必要なところもありますし、移転が必要な施設もありますし、そうした中で、駐輪場の適正な配置だったり、移転・集約などもありますので、場所によって、また課題も異なってきますので、よく理解してもらうよう努めることは大事だと思いますので、理解が深まるよう、まちづくりの観点からの説明をしっかりと進めていきたいなというふうに思っております。
以上です。