
宮代一利
映像ID: 2399
4843◯6 番(宮代一利君) 様々ありがとうございました。最後のほうで例えば商工では、新しい計画を今策定中でというお話をいただきました。やはりコロナによって、もう社会が変わって、これからの計画の中で、やはり全体をもう1回見直さなければいけないだろうなという思いがあるので、様々な産業があるのだということにもう一度思いを戻していただいて、策定のほうに取り組んでいただきたいなと思います。
それから、最後のブルーキャップの件ですけれども、やはりブルーキャップが不在になればまた出てきてしまうということは、認識していただいていることが分かりましたので、時間の延長であったりとか、ミッドナイトパトロールとの組合せだとか、そういったことをいろいろ考えていただいているので、ぜひ実効性が上がるように。本当はこの今日の質問の中でぜひお聞きしたかったのは、ゴールをどこに据えていますかと。このブルーキャップ等の活動によって、どういう状況ができたら、それがゴールなのだ、目指しているのはどこなのですか、客引き、客待ちをゼロにしていこうとしているのですかというところ、ゴールの図、絵を見せていただきたいなというふうに思っています。
それから、コミュニティのところなのですけど、私自身も全然答えを持っていないので、聞きながら何とも本当に難しいのですが、今日お話し申し上げたとおり、もう長く50年かけて積み上げてきた、この今のコミュニティ構想の、もちろん理念もそうだし手法もそうだし、やはり若い人たちにとっては、ある程度出来上がったものがある、さあ、来て、後を継承してというふうに言われている。そこがなかなか受け入れられていないのではないかなというのは正直な印象です。守破離ではないですけど、この先どうしたら、誰がコミュニティを形成しているのかということ。
だから要するに次の担い手という言葉や概念が出てくること自体が、本当にそうなのかと。やはり一緒に活動していることになっていないのではないかと思うのです。子どもたちも同じコミュニティの中にいて、そのコミュニティを自分が形成していて、それを将来に向けてつくっていこう、変えていこうということを過去からつないでいくことから、新しいところを自分たちでつくっていくというステップに、どうにかして移っていく必要があるのではないかというのが私の思いです。伝わったかな。すみません。もし理解していただけて、御見解をいただけるようであれば、ぜひお願いしたいと思います。
それから環境の問題について、今回の実質再エネ100%については、ここに来たかという感じなのですけど、やはりちょっと量的に賄い切れない。賄い切れないというのは、武蔵野市全体のゼロカーボンに向かっていく流れの中のどれぐらいの比重を占めることができるのかということについては、やはりこれからきちんと見ていかなければいけなくて、さらにもう少しやらなければいけないことが残っていくのだろうなというふうに思っているので、そこはぜひお願いしたいと思っています。
そして少し話が戻って、コミセンとテンミリオンハウスに関しては、やはり60年原則だけど、50年で健全度調査をしていただいて、対応していただくということなのですが、学校改築と比較していいのかどうか分からないですけど、今学校改築について示されている計画って、とても長期にわたって、きちんきちんと順番も示されている中で、コミセン、あるいはテンミリオンハウスって、ちょっと不安を抱えながら、今、皆さん活動しているのかなと。老朽化していて、本当にいつになったらきちんとやってくれるのだろう。いつになったらは違うな。何かが起こる前にきちんとやってくれるのですねというふうに思っている場面が結構ある。
実際具体的に、空調が壊れてしまって機能していないのですとかという話が出てきたりしているときに、本当に担当課さんのほうではもう一生懸命、その出てきてしまった事象に対して対応していただいているのですが、もう大分時間がたってきていて老朽化が進んでいることは分かっているのだから、数年後の近未来にこういうことをするのですということを、何とか示していただけないかな。そして今そこを使っている方たちが安心して、あっ、この次はこういうことが起こっていくのだということを示してほしいなという気持ちで、今回この話をさせていただいているので、お考えについて伺いたいと思います。
それから、今回ちょっとすみません、私は全く素人の財政力指数の件についてあえて触れさせていただいたのですけれども、財政力指数の分母が小さくなると指数が大きくなるのではないのだというのを学ばせていただいて。財政力指数って、実にまちの特徴を一つの形としてそのまま表している指数であって、そう簡単にハンドルを切ってどんどん変えられるものではなくて、むしろ指数そのものが表していることの特徴を、しっかりと理解することが大事なのではないかなというふうに思っています。
逆に言うと、武蔵野市ってこういうまちなのだよというのを語るときに、その分子が大きいから大きいのだというだけではなくて、分母についてはそう大きく変化するものではなくて、ということはこのまちの特徴というのはきちんと示されているのだということの説明をしていくと、よりその理解が深まっていくのではないかなというふうに感じたので、今回触れさせていただいております。もし何かコメントがあればいただきたいと思います。
最初のほうに戻りますが、計画行政の柔軟な実施というところについて思うのは、やはり大きなテーマであったり、大切なことを決めていくときには、意見が異なるということも多々出てくると思うのです。考え方が違うのですと。そうしたら、違った考えを持っている人同士が、どうやってその意見を合わせていくのか、あるいは場面によっては衝突しなければいけないこともあると思います。
衝突しながら、しかしそれはクールに衝突しつつ、着地点を求めて行動していきたいなと思うのですが、そういうふうに決まったルールがあって、その決まったルールから少し柔軟にやっていけないかということの提案というか、お願いのつもりで、ここに最初に行政計画の柔軟な実施ということで触れさせていただいたのですが、どうでしょう、これから先、まだまだいろいろなことが課題として出てくると思うのですけれども、やはり今のこのやり方、今まで50年積み上げてきたやり方が全てではないでしょうが、それにのっとっていくとしか考えられないのか、そうではなくて、まだまだこれは変化していくというふうに考えてはいきませんかということについて、もう一度御見解を伺いたいと思います。