4917◯市 長(松下玲子君) 私からは再質問2点にお答えをいたします。
まず、職員の採用の基準といいますか、従来はゼネラリストだったのがスペシャリストに変わるのかというような視点からかなと思うのですが、従来というか、ゼネラリスト採用をするといったような、明文化されたものは実はございません。ただ、市の職員として、一般事務職などは幅広く、職場での経験を通じながら、専門性も高めながら、様々な市民福祉の向上のために努力をしていく職員というのが求められていたのかなというふうに思っておりますが、従来から、保健師、そして技術も土木と建築の採用を行っておりました。私が就任してからは、加えて、保育士の職、そして技術でも電気職を加えました。今後もまた新たに、今御紹介いただいた討議要綱では社会福祉士の採用というのを検討していきたいとしておりますのは、やはり職場の異動等を通じて様々学んでいくというのもとても大事だと思うのですが、一定の高い専門性というものを生かしつつ、また、今、新卒採用だけではなく、既卒の経験者の採用も行っていますので、様々、他の企業や他の職場というか、公務員だった方もいらっしゃいます。経験を踏まえて、武蔵野市の複雑化・多様化する福祉の課題だったり、今後保健センターの大規模改築等も行っていきますので、そうした中での職員の配置に非常に求められる専門的な力というのは以前よりも増しているのかなというふうに思っていますので、そうした形で即戦力としてお仕事をしていただきたいという思いもございます。また、逆に、例えば保育士さんだったり、保健師さんもそうですけど、社会福祉士さんも、専門的な仕事を通じて、その後、計画策定に関わるとか、専門分野を経験して専門的な仕事をしながら、その後、広くそこの分野に精通して、現場を離れても一般的な仕事、計画づくりなどにも携わるというのも逆の視点も重要かなというふうに私自身は思っているところでございます。
2点目については、難しいです。施政方針に書いたのは、ロシアによるウクライナの軍事侵攻を見ても、やはり戦争というのは始めてはいけない。そこが一番大事だと私は認識をしております。その上で施政方針には書きました。また、御質問の、国民保護計画に基づいてという部分で言いますと、これはもちろん市の国民保護計画ですけれども、国や都の計画が反映されております。事態や事態類型についても明確に国や都のものを反映しておりますので、もし仮にミサイルの発射事案等があった場合には、全国瞬時警報システム(J−ALERT)による、市としては防災無線や緊急速報メールの配信、また、屋外にいる場合には建物や地下への避難、屋内では窓から離れるなど避難行動を取るということが非常に重要になってきますので、ホームページや市報でも広報をして、市民に周知、呼びかけ等は行っていきたいと考えております。
以上です。