令和5年第1回定例会

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4951◯教育長(竹内道則君)  不登校特例校のことについては、私も調布のほうにお邪魔して不登校特例校分校の状況についてはお話を聞かせていただいています。また、国や東京都の支援もあって、いろいろな柔軟な在り方というのも可能だと思いますが、先ほど答弁で申し上げたとおり、今回の複合施設の整備に当たっては、それぞれの機能を果たすためにはやはり一定の施設が必要になってきますので、そういった意味ではどちらの機能も両方盛り込むというのは困難だと認識しております。その中で、先ほども答弁申し上げたとおり、施策の可能性としては研究してまいりたいと思っています。
 ちょっと申し上げておきますと、現在のところ、武蔵野市の中での不登校の児童生徒数は200人近い状況になっていまして、その中で、チャレンジルームで登録をしていただいているお子さんが30人から40人ぐらい、それから、クレスコーレについては大体20人程度です。不登校のお子さんについては、登校渋りとか、教室に入れないというお子さんから、今、中学生がかなり読んでいる「かがみの孤城」という小説を御覧になったことはありますか。そこに登場しているお子さんのように、外出もできない、自分の部屋から出るのも難しいという、そういうお子さんまで、不登校のお子さんの状況というのは様々です。その中で、クレスコーレとか新しい試みも行っていますし、学校での登校渋りとか、教室に入れないというお子さんについては、家庭と子どもの支援員という制度と、そして、今年、常駐型の支援員を2校に配置させていただいて、取組を進めているところです。
 さらに言えば、先ほど数字を申し上げたとおり、100人を超えるお子さんについては、当然、在籍校で、学校では担任の先生をはじめ、連絡を取ったり、支援をしたりしてアプローチを取っていますけれども、その上で、施設でのそういう支援につながっていないお子さんがいるわけなので、そういったところにも力を入れていく必要があると考えています。どちらかというと、不登校特例校はチャレンジルームから学校に近い側に位置づけられると思っていますので、例えば在宅における支援をどうするかとか、そういったところも取り組みたいと考えているところでございます。
 以上です。

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