4983◯市 長(松下玲子君) 3点の再質問に順にお答えをしたいと思います。
まず1点目につきまして、投票率向上のための取組で、先ほども少しお答えしたのですが、特に若い世代、あとは、選挙権は今18歳からですので、これからそうした世代の皆様に関心を持ってもらって、そして投票行動をしていただく、これを考えていくのはとても大切なことだと思っています。
本多議員から御紹介があった下北沢のイベントは、私はあれが選挙小屋だというふうにはちょっと思ってはいなかったのですけれども、若い人が主催している、政治について議論をするイベントと認識しておりますが、そうした行政主体だけではなく、自ら有権者となった若い世代が、自ら企画をして発信するというのは、これもとても大切なことだと思いますので、そうした機会も活用しながら、私もそちらは政治活動として参加しようと思っているのですけれども、様々な場面で選挙だったり政治に参画をしていただく、そういう機会というのはありたいですし、また私自身も関わっていきたいなとは思っております。
2点目につきまして、学びの部分で、実際にアントレプレナーシップ教育という言葉になじみのある若い方と、そんなになじみはないけど、意味を聞いたら、ああ、そういうことかと思う世代と、様々だと思うのですけれども、やはりその精神としては、自ら社会の課題を発見し、リスクを恐れず、新しい価値の創造にチャレンジする姿勢や精神を意味しているのだというふうに思っておりますので、そうしたことをテーマに、市で行っております様々な生涯学習振興としての講座等で、また市民の生涯学習の機会に、市民の皆様のニーズが多くあるようであれば、事業の検討というのは行っていきたいなと思っております。
3点目についての御質問、広報専門員ですが、各課に専門というようなお話もございましたが、私が考えますのは、施政方針でもお伝えしたのですけれども、やはり市民の皆様の立場に立って、正しい情報を、適時適切なタイミングで、できるだけ分かりやすく、親しみやすくお届けする、これが大切だと思っておりまして、これは追求し続けるべき課題だと思っています。それは私自身もそうですが、これは誰か特定の、担当になってそうするというよりも、職員も同じ思いで、市民の皆様に情報をお届けするときに、難しい言葉で言うのではなくて、分かりやすく、親しみやすくというのは、これは一人一人に心がけてほしいと思っております。
例えば動画作成等を、市役所内各部や課でそれぞれ行っているのですけれども、誰か特定の動画担当を置くというよりは、ワーキングチームをつくって、手を挙げてもらって、交代でやってみながら、また市の魅力発信だったり、様々な事業の紹介だったり、交代にやることで、またいろいろな気づきもあると思いますので、誰か特定というよりは、一人一人が心がけながら、大切な情報、知ってほしい情報を何度でも繰り返し、様々な手法で伝える努力を続けていきたいと思っております。