4988◯市 長(松下玲子君) 本多議員から、具体的な事例を取り上げての、今後社会の状況が変化したときにどう議論していくかということですが、ちょっとその前提となる認識が私とは異なるのかなと思いますので、その辺りを話しておきますと、事業のコンセプトだったり、例えば、この間、市民の皆様やワークショップなどもして議論してきたことに、大きな誤りがあったり、変更が必要だというふうに私は考えておりません。食や健康、そして相談など、そうした機能を併せ持つ居場所としての必要性というのは、東京都も補助事業を新たに創設するなど、今のコロナ禍において、さらに身近なところに気軽に集える居場所が必要だというのは、世代を問わず必要となっていると思っております。
あくまで、事業スキームというか、一番大きいのは、やはりちょうど1年前のロシアによるウクライナへの軍事侵攻が、様々日本の企業に与えている影響も大きく、これによって、なかなか戦争が終わらない中で先が見通せないので、資金を投資するというか、投入することに対しての、かなり制約となっている。やはり世界情勢というのはとても大きく影響しているのだなというふうに思っておりますので、そうした辺りの、市として事業を実施していくに当たって当初考えていた、中身というよりも事業スキームというのを、もう一度考えていく必要はあると思っておりますので、また、考えて御提示して、そこで皆様の御意見などもいただきながら進めていきたい、より支え合いのまちづくりができるようにしていきたいと思っています。