4995◯16番(きくち太郎君) 御答弁ありがとうございます。市長の施政方針にも様々、未来ある子どもたちが希望を持ち健やかに暮らせるまちづくりということで、5ページにも出ております。「子どもの医療費助成事業の拡充など、武蔵野市でできることを国や都に先駆けて取り組んでまいりました」というふうに書いてあり、「つまり、子育て支援は社会全体で、皆で支え合いながら取り組むものであり、まさに公共的な事業と言えるのではないでしょうか、公共事業として取り組んでいかなければならないはずです」というふうに書いてあります。
まさに、例えば学齢期のお子さんが2人いれば、この食材費、給食費というだけで、年間で10万円、12万円というふうにかかってくるわけであります。これはやはり子育て世代には大変重い負担となっております。武蔵野市がしっかりと国、都に先んじてやっていくことが、非常に大切なのではないかなというふうに思っております。
また施政方針の14ページにも、「令和5年4月より、東京都高校生等医療費助成制度、通称「マル青」に制度を移行します」ということで、武蔵野市が都に先んじて高校生までの医療費無料制度をスタートしたということで、これはまさに、「本市の地域社会全体で子育てを応援するというメッセージを東京都に後押ししていただけたものと受けとめております」というふうに出ているわけです。
また代表質問のお答えでも、調整計画の討議要綱には載っていなかったけれども、これは前向きに議論していきたいというふうに市長の答弁にもあったと記憶しておりますが、この長計の調整計画でもぜひ議論していただきたいと思いますが、これについてお答えをいただきたいと思います。
それから小平市の取組なども出ておりまして、小平市では、学校給食の食材提供の市内農家に対して様々な補助をしていると思うのですけれども、この食材の割合が、一部中学校の食材のほうは、給食センターの建て替えで数字がちょっと低くなっているのですが、やはり30%を超えるような高い食材比率となっていることがホームページでも出ております。
このことを考えても、先ほど目標値としては、市内の農業者から35%というふうにお聞きしましたけれども、実績としては、一番低いところで、この10年間で18.9%、高いところで26.3%ですか、こういったことで、なかなかその目標値まで届いていない。これに対してやはりしっかりと支えていくべきではないかなというふうに思っております。この件に関して、この目標値になるようにどのような施策をすべきというふうにお考えか、お答えいただきたいと思います。
それから給食・食育財団のホームページにも、優先順位として、有機JASとか、あるいは市内農家ということが書いてありますけれども、この有機JASに関して、武蔵野市内でこの有機JASを取るのはなかなか難しいのではないかなというふうに考えておりますが、この件に関してどのような認識か、御答弁いただけたらと思っております。