4996◯市 長(松下玲子君) 私に御質問を大きく2点、学校給食無償化についてと市内農業の活性化についていただいたと思います。
まず、学校給食無償化につきましては、きくち議員が今再質問でお話しされたように、代表質問の際にも私はお話をしておりますが、やはりおっしゃるように、学校給食の無償化につきましては、子育て支援の観点からもこれは有効であるというふうに思われますので、調整計画の討議要綱には載っておりませんが、策定委員会と議会の各会派の皆様との意見交換会の中でも出てきましたし、また、これからその説明会とかも重ねてきている中で、様々御意見や御要望としていただいていることを、これはしっかりと調整計画の中で、策定委員会でまず議論いただいて、施策の方向性というのを決めていくことになると思っております。
もう1点の市内農業につきましては、まず学校給食の市内産農産物の取組を支えていくべきという観点からの御質問かと思いました。まず目標値を35%として一定定めておりますので、この目標値を達成すべく努力をしていきたいと思っております。この間も市内の生産者の皆様と、給食に食材提供をしていく上での課題について、私もヒアリングを行っております。やはり一番の難しい部分は、給食のメニューが考案されて、メニューを一覧表にして、お知らせして、子どもたちに渡して、御家庭にも持って帰ってもらうのですけれども、そのタイミングと、そのとき、そのときの旬の食材がどれだけの量取れるかのマッチングといいますか、タイミングを合わせるのが、これはなかなか難しいのがあるようです。
そうした中で、その困難さを、例えばどう埋めていくかというのを考えたときに、いろいろな新しい取組なんかもできるのかなと思っています。例えば、通常メニューだったらかなり前からもうメニューは決めているけれども、お楽しみメニューみたいな、直前にならないと分からないような、これはアレルギー対応とかに全く影響のないようなもので、そのとき、そのときの旬の食材を生かしたメニューというような形でできれば、この使用割合がもっと上がるのではないかなというふうに私も思っておりますので、いろいろと市内の生産者の皆様と、この給食・食育財団の栄養士さんとの意見交換も定期的に行っておりますので、またその回数も増やすなど、できるサポートというか、支援というのは、市としても後押しをして、この使用割合の目標値35%達成に向けて取り組んでいきたいと思っています。
以上です。