
道場ひでのり
映像ID: 2456
5338◯1 番(道場ひでのり君) やはり子どもたちも楽しみにしているのです。新しい校舎で勉強したいとか、そういうことというのは。私も小さい頃、仮設の校舎から新しい校舎に入ってやはりうれしかった記憶もある。私の子どもたちも、途中、学校の建て替えがあったりしたのだけれども、最後の高校3年生のとき、優先的に新校舎に入れてもらって卒業させてもらった、そういう記憶もありました。
要するに、結局、計画を立てていたのです。僕が言いたいのはそこなのです。要するに、何でもそうなのだけれども、いろいろなこと、物事を進めていくときには、計画をつくって、それがどうか、当然建たないような計画は立ててはいけないのだけれども、計画を立てて、それをどうやってきちんとやるかなのです。それにみんな寄ってくるわけです。よく例えますけど、私は民間の企業にいました。新製品を出すときには工場を建てるのです。そして新製品をそこで作って、何万台売る、そして利益がどれだけ出る、工場のペイがこうなる、それで黒字が出るという計画を立てる。その工場が1年遅れたら、新製品は1年出てこないのです。そうしたら計画が全部狂うのです。会社は潰れるのです。それぐらいの意識を持ってください。皆様の税金からこの事業をやるわけではないですか。ましてや、さっきも言いました、子どもの学校教育です。義務教育、これはもう最優先に担保されなければいけないことなのです。だから、そういうことを非常に、甘くは見ていらっしゃらないのは分かるのですけど、でも、8か月遅れました、1年遅れましたというのはそんな甘いものではないと思います。少なくとも今日しっかり私は言っておきますから。
もっと怖いのは、今、たとえこの手段というか方法、手はずを整えてもう1回やるのだけれども、通るとは限らないです、怖いのは。きちんとこれで、例えばその後にもう1回また入札があって、通っていったといったら、反省だけでそれで済むかもしれないけども、この先分からない。もっともっと分からない。もっとある意味こうかつに、三の手、四の手まで打ってやってもらいたい、それがあります。
それと、情報発信の件に関して言えば、どういうことを私が聞いているかというと、特に第一中学校の周りの一中を卒業したお年寄り、お年寄りと言ったら失礼ですけども、お孫さんを持つ方とか、子どもを持つお父さん、お母さん、一中卒、建物を壊して振動が毎日大変だと。でも、子どもたちに、あともう1年もたてば新しい学校が建つとか、あと何か月我慢すれば、この計画がきちんと進めば、我々が我慢すれば学校というものを提供できるということをかみしめて我慢しているというのです。それが不調で終わって、情報発信が終わってしまうと、私たちはいつまで我慢しなければいけないのということになっている。これが現状です。私は近所の人にも、この間もまた聞いてきました。道場さん、いつまで我慢すればいいのと。もうそうだろうなと思います。だから、こういう話も、今こうなっている、そうなっているということを前倒し前倒しに、確定していることしか実際はできないかもしれないけども、計画がどうなっているかぐらいはやはり進めていってほしいということです。これに関してはもっと改善する余地がないか、お答えいただけますでしょうか。
私は、まだこの第1グループの一中の件、第1グループの前段階の件で、これでつまずいてしまったけれども、正直このままだとまた起きるような気がします。だって、一番最初にこんな補正で大丈夫なのという、例の18%のときに言ったことがこうなっているから。嫌なことが的中して私は喜んでいないのです、本当に。悔しくてしようがないのです。もうちょっとしっかりしてほしい。特によく言うのは、武蔵野市役所の職員はほかとは違うというレベルの人になってほしいのです。一流の職員、武蔵野は違うという厳しい面を持つ職員になってほしいのです。そういうことにきちんと応えてくださる職員の方々もいらっしゃいます。
以前に、下水工事か何かで不調になって、補正予算が上がって、私はあのとき退室しましたけど、その担当職員には、このままでは何もよくならないから何かやってくれと言ったら、都かどこかに意見書を出してくれました。そうやって真剣にやってくれる人もいるのです。いや、多くの人が恐らくそうだと思います。でもそれは、やはりリーダーシップ、トップからのこういうガバナンスの世界なのです。トップがしっかり手綱をぐっと握って、責任をしっかり取るような人だったら、職員も真剣に働くと私は思うのです。
そういうことから言うと、教育長、さっき言いましたけれども、この不調に対して、もっと踏み込む方法はないか、もっと考えてほしい。もっと考えますとしか言いようがないのかもしれないけど、もっと今の段階で言えることはないか、もう1回確認します。お願いいたします。
それと、市長、言います。質問についてはお答えすると言って、質問についてお答えされていないから私はこう言うのです。質問の3番に何と書いてありますか。質問の3番の2、その損失に対する責任は誰が負うべきものか、組織運営上、ガバナンス及び内部統制的な見地から伺う。ガバナンスや内部統制という概念は、市長はお持ちではないのですか。先ほどおっしゃいましたね、おっしゃいましたというか、答弁にもありました。入札に関しては管財課がやっているわけでしょう。さっき私から言いました、お金を準備するところはどこなのですか。財務部なのでしょう。そして、いわゆる学校設置者というのは地方公共団体、武蔵野市です。武蔵野市の市役所のトップはどなたなのですか。そういう方が、その市長がそういうことをおっしゃられると、組織上のガバナンスはどういうことになりますか。職員はみんな優秀で、やる気もある状態でいく。でも、どうしても組織上、トップダウン、いろいろな命令や指示が出てくるわけです。そのときは必ず上を見ています。そこに、今の少なくとも2回の答弁の中に、意気込みややる気、いわゆるモチベーションの高さというのは全く感じられません。これに関してはもう一度よく考えて御答弁いただきたいと思います。