5397◯選挙管理委員会事務局長(平之内智生君) それでは、蔵野恵美子議員より御質問のありました大きな項番4、投票環境向上について選挙管理委員会よりお答えいたします。選挙管理委員会委員長に代わりまして事務局長より答弁いたしますことについて御了承くださいますようお願い申し上げます。
まず1つ目の期日前投票所等に関する御質問に関してでございますが、期日前投票所は、法定の投票所として、市役所の期日前投票所を指定しています。2か所目以降の開設は、地域の実情に合わせて設置され、武蔵野市の場合は、それぞれの施設の状況などを踏まえ、これまで施設側と調整を続けてきた結果として、現状の実施時間や開設日数となっているところでございます。先ほど議員より御案内いただいた日数や時間の拡大については、拡大による課題を整理した上で、他の市の状況をよく調査し、その可能性を探っていきたいと考えているところでございます。
次に、2つ目の歩行困難者への対応についてですが、まず、投票所や期日前投票所の指定に当たっては、バリアフリー対策を重視しています。施設において、動線上、段差がどうしても生じる場合には、スロープをつけるなど対策を必ず行い、現在では、全ての投票所においてバリアフリー対策を行っているところでございます。
次に、3つ目の投票環境向上に向けた取組事例集に掲載されている事例の本市への導入についてでございますが、先ほど議員より御案内いただいた取組事例集の内容については、選挙管理委員会としては把握しておりますが、その多くが人口減少などの課題があるところや、市域もかなり広い地域での事例が多く、都市部での状況とは異なると認識しています。今後は、引き続き都市部での導入事例などについても研究していきたいと考えているところでございます。
最後、4つ目の開票所における無効票の確認方法の改善状況についてでございますが、令和5年4月の市議会議員選挙の開票時においては、立会人への説明員を増員し、説明員1人が対応する立会人の数を減らし、より内容説明及び確認が立会人に分かりやすく行えるように改善したところでございます。
以上でございます。