令和5年第2回定例会

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さこうもみ
さこうもみ
無所属むさしの現職

映像ID: 2464

5427◯13番(さこうもみ君)  御答弁ありがとうございます。幾つか再質問をさせていただければと思います。
 まず、予期せぬ妊娠の支援体制についてお伺いをいたします。相談の数について、特化した窓口がないので具体的な数は分からないということだったのですけれども、妊娠の届出を出した上で、予期せぬというか、不安があったとか、びっくりしたと書いている方は、恐らく産むことを選んだ方が多いのかなというふうに思っていて、産むか、産まないかを迷っている段階の方たちをきちんと拾えているのかどうか、その方たちに情報が届いているのかどうかというところをお伺いしたいと思うのですけれども、例えば、困っていることがあるとか、どうしようかなと思っているときに、恐らくインターネットで検索をするという方が多いのではないかと思います。「武蔵野市、妊娠」とかと調べると、武蔵野市の妊娠の相談の窓口とか保健センターの連絡先みたいなものが出てくるのですけれども、例えば「武蔵野市、中絶」というふうに検索をしていただくと、基本的に武蔵野市のサイトというのはほとんど出てきません。基本的には、中絶手術が受けられるような病院がほとんど出てくるので、相談をするという場所へのアクセスがインターネット上だとかなり難しいという状況になっているなというふうに感じています。その点、中絶で迷っている方に対して情報がなかなか届いていないのではないかというところを私自身はすごく課題に思っていますが、そこを御認識されているのかどうかというところについてお伺いをいたします。それが1つ目です。
 2つ目について、今、インターネット上でのアクセスというお話をしましたが、保健センター等に相談に来てくれれば対応できる、専門の機関につなぐこともできるというお話でしたが、相談に来てくれたら力を尽くしますというのは当たり前のことだと思っています。相談をするのが難しい方々に申請していただくとか、まず来てもらうという前の方にどこまでアウトリーチができるのか、助けに行けるのかというところが重要だと思うのですけれども、例えば、武蔵野市に住んでいて、困窮しているときに何か検索をした方にきちんと情報を届けるためのインターネット上でのSEO対策ですとか、自殺対策とかだと、広告を出して、「自殺」と調べると、ここに連絡すると相談ができますよみたいなものを出していたりすると思うのですけれども、そういう形で、インターネット上での検索に対してきちんと情報を届けようというようなアクションを市として取られているのか。今回は中絶についてお伺いしていますが、もしそれ以外の分野でやっていたら、そのお話でも構いませんので、お伺いができるとうれしいです。それが2つ目。
 3つ目について、先ほど学校の性教育について御答弁をありがとうございました。特に中学校で、学校内で避妊や中絶について学ぶ機会の提供について、保護者の了承が必要というところはもちろん私も認識をしているのですけれども、その機会は学校内の教育で提供がされているのか、されていないのか、現状どうなのかというところをお伺いができなかったような気がしているので、そこを教えていただければと思います。少しお話をしますと、2021年、日本財団の調査によりますと、初めての性行為の経験年齢を15歳以下と回答した割合は22.2%という結果が出ています。寝た子を起こすなというようなことがかつて言われていましたが、先ほど外部講師の有効性というお話もありましたが、いろいろな先進的な取組がうまく稼働している地域もございまして、例えば、群馬県は40年以上前から、ぐんま思春期研究会というのを立ち上げて、教育、行政が一体となって、県下の全中学校に対して年1回、産婦人科医会から医師を派遣してという取組を続けていて、10代の妊娠中絶率とか性感染症の罹患率というのは全国的にもかなり低い状態が続いています。10代に対してきちんと避妊や中絶について学ぶ機会を提供していくということが重要だなと思うので、現状を改めて教えてください。
 外部講師について、お答えをありがとうございます。こちらは効果的というお話だったのですけれども、実際何校でできているのか、現状をお伺いできればと思います。
 以上です。

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