5428◯市 長(松下玲子君) 再質問にお答えをいたします。
まず、前提として、妊娠届出を出された方の中にも、様々な方というのはいらっしゃいます。産むということを選択したから妊娠届を出したということではない方もいらっしゃって、市では、特定妊婦さんとして寄り添って、様々注意をしながら御相談に乗ったりしているという現状もございますので、必ずしも届出を出したからということではないことをまず前提としてお伝えしたいと思います。
その上で、「予想外で驚き戸惑った」「困った」という中に、やはりいろいろな事情を抱えている方がいらっしゃることも事実ですし、精神的な疾患を抱えている方もいらっしゃいますので、まず、届出があった方については、専門的な知識を持つ者、保健師等がしっかりと寄り添った対応をしていきたいと思っております。そうではない、御指摘のような中絶を迷っている方というのは、中絶に特化した相談の窓口はございませんが、武蔵野市では、どこに相談をしたらいいか分からない福祉に関しての窓口を、福祉総合相談窓口という形で立ち上げました。ただ、この中には、実際はひきこもりの御相談が多くございますが、この窓口でも、妊娠をして迷っている方、中絶等を考えている方もぜひ御相談くださいという形での窓口という形では啓発や宣伝はしておりませんので、今いただきました御指摘も踏まえながら、本当に困っている方、実際妊娠をして驚いて、どうしたらいいかなと思っている方に寄り添えるような取組を市としてどうできるかというのは考えていきたいというふうに思っております。
2ついただいたのをまとめてお答えをいたしました。以上です。