令和5年第2回定例会

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5453◯教育長(竹内道則君)  私からは、大きい御質問の3、学校図書館の充実についてお答えいたします。
 まず、現在の小・中学校における学校司書の配置状況についての御質問です。今年度から名称を「学校図書館サポーター」から「学校司書」に改め、勤務時間も1日5時間から1日7時間に拡大し、全ての小・中学校18校に配置をしているところでございます。
 次に、学校司書の役割ですが、武蔵野市立小学校及び中学校学校司書配置要綱を定めておりまして、そこで、配置の目的及び業務として、児童及び生徒の学校図書館の利用支援、教員が学校図書館を利用して行う授業の補助、学校図書館データベースの維持管理などを示しております。また、勤務時間を拡充したことにより、中学生を中心に放課後の自主学習を行う居場所づくりを行う役割も果たしているところでございます。周知についてですが、定例校長会において、令和5年度充実させていく取組の一つとして校長へ周知したことをはじめ、各学校の学校図書館サポーターに対して、名称変更とそれに伴う業務の拡充について説明及び意見を聴取してまいりました。また、担当教員と学校司書が集う連絡会でも、その趣旨や今後求められる取組について説明をしております。学校内では、読書の動機づけ指導などの機会を活用し、子どもたちや教職員への周知を図っております。また、学校図書館の活用事例を集めて、今年度2学期以降に教職員に周知するとともに、ホームページなどで保護者や市民にも紹介していく予定でございます。
 そして最後に、学校司書と教師、保護者との連携についての御質問ですが、学校図書館の充実を果たしていくために、教員との連携が欠かせません。今後、学校図書館担当教員と学校司書による連絡会で、各校の工夫について情報収集していくとともに、効果的な連携の取組を共有してまいります。また、保護者に対しても、今後は小学校にて読み聞かせを行う際に学校司書と情報共有をしたり、お勧め本を情報発信する場所として案内したりするなど連携を図り、学校図書館の一層の充実に取り組んでまいります。
 以上でございます。

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