5456◯教育長(竹内道則君) 再質問にお答えいたします。
まず、配置については、月曜日から金曜日までの5日間、それぞれ7時間という配置時間数を学校に配当していますので、その中では、曜日によってお二人で担当したり、あるいは午前中と午後で分担したりということで、2人の学校司書さんに関わってもらうということが学校によってはあるようですが、1人で担当している学校もございます。日数掛ける配置時間数での予算の措置をしているところでございます。
それから、異動については、各学校での事情に通じているということで、今までも特に勤務校が替わるということはないのですが、例えば今年の4月では、任用の切替えのときに、結果として違う学校に勤務をしていただくということも生じております。
それから、役割については先ほど答弁申し上げたとおりなのですが、学校司書に名称を変えて、そして配置時間数も毎日2時間増やしましたので、そのことによって、教員との連絡を取るとか打合せをする、それから、子どもたちが居場所として使えるように対応ができると。そういった教育の質であるとか、あるいは結果として先生方の働き方改革に通じることも生じてきますので、そういったところでの期待をしているところでございます。
それから、学習センター、情報センターとしての機能も学校図書館が果たすということは、先ほど御案内いただいた子ども読書活動推進計画の中でも記載されているところですし、もとからそういう期待はあったところですけれども、こういった名称を変えて、「学校司書」という言葉は法律上の名称ですから、そういった認識で図書館のスタッフとして見ていただいて働いていただく、そして、子どもたちにとってもそういう教育の効果につながるものと捉えております。御本人たちからも、従来から学校司書という位置づけをしてほしいということもございましたので、そういった意味では意義を感じていただいているところと伺っております。