令和5年第2回定例会

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浜田けい子
浜田けい子
市議会公明党現職

映像ID: 2467

5459◯10番(浜田けい子君)  ありがとうございます。保育士の確保は困難なことは重々分かっているのですけれども、コロナ禍で現場が本当に大変だったな、大変な御苦労もしていただいているなというのも目に見えていましたし、市から派遣をしてもらいたいと言われた方も、やはり保育士が辞めていかれる、処遇がいいところに転職をするということも目の当たりにして、そういう方も多いというふうに伺っています。そう思うと、市独自で加算のメニューもたくさん用意していただいているということで、努力をしていただいていると思います。今、フリーでついているというふうに伺いましたけれども、1人当たりの仕事の負担を減らすことで保育士のやりがいというのをしっかり持てるように、長く働いていける環境づくりもしっかり考えていただいていると思いますけれども、アドバイザーさんの巡回の指導だとか、より丁寧に細やかに配慮をお願いしたいなと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。これは要望です。
 では、1番目の、誰一人取り残さないがん対策について伺いたいと思います。現状を伺いました。全国的に、コロナ禍で、がん検診の受診控え、定期健診の受診控えということで受診率は低下したというような報道もありましたけれども、今御答弁もいただきましたけれども、本市の事務報告書も見させていただいて、大きく減っただとか増えただとかはないのですが、それも皆さん担当課がいろいろな周知に努力していただいているおかげだなというふうに思っております。令和2年度は少し受診控えがあったのかなというような感じですけれども、令和3年度は受診率が戻ってきている。令和4年度はどうだったかな、これからかなとは思うのですけれど、予防ということでは、やはり自治体のがん検診の周知啓発が重要だというふうに考えていますので、先日も市の公式LINEでは子宮がんの検診とか乳がんの検診受診の御紹介もしていただいていましたので、そんな形でいろいろな周知啓発をしていただいているというのは理解をしております。
 それで、質問1つ目なのですけど、第4期がん対策推進事業基本計画では60%、高い目標だというふうに先ほど言われていましたけど、年代に合った周知啓発をさらに工夫していただきたいなと思っているのです。SNSやホームページは、高齢者の方はやはりそこまで見ないですし、年代別に合った周知啓発の方法を工夫していただくということの見解を伺いたいと思います。
 次に、高齢化によって、20年近く、がんは増えるというふうに言われています。早期発見ができればやはり命も救えるということで、そのための職域での推進だとか、健康ポイントの受診促進を伺いました。私はこれまでも、2015年から、ヘルスケアポイント、健康ポイントということを度々要望してまいりました。今のところ予定はないということなのですけれども、これから市の計画でいろいろ検討されると思うのですけれども、その検討の中に健康ポイント、ヘルスケアポイントというのも入れて検討をしていただくということは可能かどうか。職員の皆さんの命、市民の皆さんの命と健康を守るためにも、推進計画の中でしっかりと検討されていくことが大事だと思いますので、再度見解を伺いたいと思います。
 次に、男性へのHPVワクチンの接種です。任意接種なので、国の動向を見るというのはもちろんなのですけれども、武蔵野市で早々にがん教育をされていますけれども、やはり女性、男性のHPVワクチンの接種について、子どもたちに正しい知識を身につけてもらうために、がん教育での取組も必要ではないかと考えるのですけれども、その見解を伺いたいと思います。
 最後に、費用の助成についてです。先ほど市長も言われましたけど、中野区がこの8月から始めるということで、まだこれからということなのですけれども、昨年の11月に、ジェンダーなどの問題に取り組んでいる国際基督教大学(ICU)の男子学生が厚生労働省に約1万5,000名で定期接種化を求めたというニュースがありました。自分たちの健康、命を守るため、また、将来の子どもたちのため、子育ての世帯への支援策ともなるというふうに思います。そのためにも、国の動向を見て研究するということでしたが、助成制度は必要ではないかなと。市独自で、全額ではなくても、今なら少しでも、半額だとかそういうところをする自治体もありますので、御検討願えればなと再度お願いしたいのですが、助成制度について、アピアランスケア用品の購入の助成も要望させていただきたいと思って質疑をしました。最近は、闘病しながら仕事をする人が増えています。特に女性は、外見、ウィッグが必要だったり。このウィッグの価格というのが10万円から50万円、いろいろな値段もあるみたいなのですけれど、がんになると、月収が減る。医療費もかかる。その中で、闘病しながら仕事をする中で、外見を気にせずに社会参加をできるためには、やはり助成制度が大事ではないかなというふうに思っておりますので、御検討をお願いしたいと思います。

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