5490◯市 長(松下玲子君) 私は3点、再質問にお答えいたします。
まず職員のヘルメットの着用率についての御質問ですが、前提として、藪原議員もおっしゃっているように、法の趣旨が努力義務ということですので、それを踏まえて呼びかけを行っております。実際、貸出し用のヘルメットが1割程度ですので、また個人のものを着用している可能性もありますので、着用率としては、正確には出してはおりませんが、1割よりは高いのかなというふうには思っております。
管財だよりや、また貸出し用のヘルメットは貸出し自転車窓口に、4月1日から自転車利用時のヘルメット着用が努力義務化されたということ、自転車利用時のヘルメットの着用を願いますという形で文書を掲示しておりますので、法の趣旨にのっとって、また安全のために、今後も同様の呼びかけを行っていく予定でございます。着用はしていただきたいなというふうに思っています。
そして、2つ目の走行空間に関してですけれども、子どもが車道を自転車で走行するのは危ないというのはまさにおっしゃるとおりで、法的にも小学生以下は歩道の自転車走行が認められておりますので、小学生以下のお子様は、車道ではなく歩道の走行ということになっているという認識を持っております。
今、自転車走行空間は都道などでも整備がされてきておりますが、どうしても走っていて、せっかく車道が減少して、自転車の走行空間が広がっても、そこに路上駐車があると、結果的にはまた迂回をするような形だったり、また歩道に乗り上げなければならなかったりすることもありますので、路上の駐車などがないように、引き続き武蔵野警察署や関係する団体とも連携して、交通安全意識の向上に努めていきたいなというふうに思っております。
最後の生成AIに関してです。チャットGPTに関してですが、業務効率改善という意味では、AI、RPAの活用というのは積極的に行っております。導入当初よりも、もう今は大分部署等も増えてきていて、新たに届出だったり、市民の皆様にとっても利便性高く、そして業務の改善になるような形で取り組んでおりますが、やはり生成AIとなりますと、国のほうでも、著作権の問題ですとか、法整備がまだ追いついていないなど、課題があるなという認識を持っておりますので、引き続き、国の動向や自治体の取組なども参考にしながら研究していきたいなというふうに思っています。
以上です。