
本間まさよ
映像ID: 2472
5508◯21番(本間まさよ君) では、最後の市営住宅の連帯保証人についてですが、今御答弁いただいたように、連帯保証人をつけなければ家賃の滞納を整理するというようには、実際にはなっていないですよね。連絡していないし、いろいろな課題があれば、いろいろな関係課と連絡しながら対応していくということですので。条例の中に連帯保証人というのが明確に書かれているわけです。だから連帯保証人を廃止すべきだというように思っているわけですが、この点について、ほかの自治体でも連帯保証人の廃止を進めている中で、ぜひこれは検討するべき課題ではないかと思っております。
今もう既に連帯保証人の役割は、やはりそれほどないというのが、市の今の答弁だったというように思いますので、その辺については、ぜひ他の市の状況も見ていただいて検討していただきたいと思いますが、再度御答弁をいただきたいと思います。ではそれは御答弁いただきたいと思います。
保育のことについて伺います。まず株式会社の保育士の人件費です。これは今いろいろな自治体で公開して、武蔵野でも調べようと思えばできるわけですけれども、例えば武蔵野市内で保育園事業をやっている株式会社が、いろいろなところで保育園の事業をやっております。それでこれを見てみますと、例えば葛飾区では、武蔵野市でもやっているところで、人件費比率が37%ぐらいになっていて、葛飾では一番低い人件費比率なのです。
あとはまた小金井市。やはり武蔵野市で保育園をやっているところで、これは今問題になっているところではないのですが、そこでは何とやはり一番低くて、ちょっと驚くのですが、27.5%の人件費比率なのです。本当に低い状況で、先ほど40%と言われたのですが、そうなのかなとちょっと思ったのですけれど、それにしてもやはり低い。国がやはり70%台以上だというように言っている中で、では市としては、本来だったら人件費比率というのはどのぐらいが望ましいとにお考えになっていらっしゃるのか、これをお伺いしたいと思います。
それから、市長から、世田谷区の50%ルールについては、こういうルールをつくると保育園の運営ができなくなって撤退するのではないかという御答弁があったのですが、壇上で、世田谷では、50%のルールをつくっても撤退するようなところはないのだということを御紹介させていただきました。やはりきちんとこうした人件費を確保し、しっかりとした保育の質を保つ運営をしていくのだという姿勢をきちんと示すことが大事なのではないかと思いますが、その点について市長はどのようにお考えになっていらっしゃるかというのを、2点目にお伺いしたいと思います。
そして保育園の保育士さんが足りない。保育士さんって、資格を持っている人はたくさんいるのです。でも、保育の仕事をしていないとか、違う保育園に移るとか、いろいろあるわけです。なぜそうなってしまっているのかの一番の原因が、賃金が低い。給料は低いけれども仕事量はどんどん増えている。ここを改善しなければ、どんなにいろいろ声を上げてもこれは改善していかない、こういうことだと思いますが、その点については市長はどのようにお考えになっていらっしゃるのか、お伺いしたいと思います。
以上、保育のことは3点、連帯保証人のことは1点、よろしくお願いいたします。