5543◯市 長(松下玲子君) ごめんなさい、再質問の趣旨、まず基金の部分なのですけれども、基金の見通しについて御質問されたのかなというふうに認識をしたのですが、違ったら。ごめんなさい、ちょっと分かりかねたのですけど、まず基金は、おっしゃるように、令和3年度末基金残高は約11億3,346万円ございます。ただ、今後の高齢者人口の増を踏まえ、将来の保険料上昇に備えるための計画的な基金運用については、これまで以上に考慮する必要があるというふうに考えております。
次に、被保険者の介護保険料です。介護保険料負担が過度なものとならずという部分の過度なものとはどのようなものかということを具体的に聞かれているのですけど、なかなかお答えするのは難しいです。そもそも御質問が、介護保険に対する国の予算を大幅に増額することを求めますがの見解に対してのお答えをしておりますので、この大幅な増額というのも、では大幅な増額とはどれぐらいなのかというのも具体的にはお示しになられていないと思いますので、なかなか前提のところが明らかな数字が出ていない中でのお答えは難しいです。ただ、お伝えしたいことは、先ほどのお答えでも示したような、利用抑制にならないようにですとか、介護保険制度の趣旨をしっかりと守っていくような形で、保険料負担が過度なものとならず、また介護従事者の処遇改善につながるよう、必要に応じ国に対しては要望を行ってまいりたいと考えます。
もう1点というか、残りの部分がほとんど重なっておりましたので、全体的に、今計画策定を行っている中で、部会や審議会、様々議論をしている中で、どんなスタンスや方向性なのかということについての御質問でありますが、一定、計画策定においては、市のこれまでの取組というのを、先ほども5%助成制度についても評価をしているというふうにお答えしておりますので、そうした中にあって、現在、専門部会にお諮りして、事業の在り方を御議論いただいておりますので、その議論を見守りつつ、今後その報告を受けて、また考えていきたいと思っております。