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令和5年第3回定例会

9月5日(火曜日)

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5862◯教育長(竹内道則君)  私からは、まず、ふるさと歴史館に配置されているアーキビストの本市での役割や広域での役割、今後どのようなことに取り組むかの御質問にお答えいたします。アーキビストの本市での役割は、主に歴史公文書の評価と選別、レファレンスの対応、企画展制作、教育普及講座の講師などを担っております。広域的にも、企画展示、SNS、印刷物、歴史館大学の開校などを通じて、市外の方にも武蔵野市域の歴史と文化を広く知っていただく役割も担い、本市のシティプロモーションにも寄与しているものと認識をしているところでございます。今後の取組につきましては、引き続き公文書資料の利活用などに取り組み、例えば、歴史館大学の受講生との協働による資料の整理、目録づくりなど、市民の自立的な学びの継続を支援してまいります。
 次に、所蔵資料の電子化やオンラインデータベースへの掲載状況についての御質問にお答えします。歴史公文書については、明治から昭和初期頃まで使われた簡易印刷で作られた文書など、劣化が進みつつあるもの、頻繁な利用が予想されるものなどは、優先順位を判断しながらデジタル撮影を進めているところです。全ての文書を撮影し終えるのは相当な時間を要しますが、重要な文書は歴史館が提供するデータベースを通じてPDFなどにより市民が閲覧できるよう、システムづくりを目指しているところです。
 最後に、大きい御質問の4、ひきこもり支援、生きづらさ支援の場の強化の御質問についてです。教育委員会に関わる部分について、まとめてお答えいたします。長期の不登校の中学生については、中学卒業前に、スクールソーシャルワーカーやチャレンジルーム、むさしのクレスコーレの支援員が、若者サポート事業みらいるの見学や説明会への参加を促し、支援が途切れることのないよう働きかけております。当事者へのアプローチとしては、チャレンジルームやむさしのクレスコーレの学習や体験活動が交流や懇談の場となっております。また、それぞれの施設で不登校経験者である卒業生の話を聞く機会や交流の場が設けられており、利用者やその保護者にとって有意義な時間になっております。家族に対しては、学校に行きづらい子どもの気持ちを考える保護者の集いとして、不登校経験者の講演会や保護者同士の意見交換会を実施しているところでございます。
 以上です。

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