
大野あつ子
映像ID: 2505
5866◯3 番(大野あつ子君) ありがとうございます。公文書館については、武蔵野市は多分自治体の中ではトップクラスによくやってくださっているというふうには思っておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。
シティプロモーションにつきましては、何か一つの売りがあってというよりは、ほんわかした武蔵野市の雰囲気というのでしょうか。武蔵野市は文化や芸術のまちなのだよというような、大きな意味でのイメージづくり。旧赤星邸があります、また、緑もたくさんありますという非常に良好な住環境であり、文化が脈々とあるまちなのだよというのをぜひ前面に押し出してという意味での、面的なというふうな戦略を立てていっていただければと思います。これは要望としておきます。
ひきこもりの支援についても、市長のほうでも様々御理解をいただいているということで、非常にありがたく思っております。私のほうでも担当者の方とともに都議会議員にも働きかけをしながら、また、市長のほうからも市長会でもおっしゃっていただきながら、面的な支援が、今、芽がせっかく吹いてきたところだと思うので、この芽を大切に育てていければというふうに要望しておきます。
最後に、住民投票のことなのですが、今、懇談会で論点整理をしている途中ということで、なかなか市長のほうからも言いづらい部分というか、何か断定的なものが言いづらい部分はあろうかと思うのですが、あえて今の時期に取り上げましたのが、2回の懇談会を通じまして、担当者のほうで懇談会の資料も昔の武蔵野市の自治の歴史についてもきれいにまとめていただいておりますし、日本全体の地方自治のこともまとめていただいております。先生方が議論していただいている中で、一つ懸念していることというのが、学術的な先生方が集まり過ぎている中で、やはり学問のほうにシフトをしていってはいけないなと。時々、座長のほうで引き戻しながら議論はしていただいているのですけれども、学問に終始するのではなくて、やはり現実の武蔵野市に住んでいらっしゃる市民の皆様に視点を当てた論点整理になっていただきたいなという部分で、今回取り上げさせていただきました。第2回の議事録も読ませていただきましたが、その中で住民投票を一つの自治のシンボルとしても考えられるのではないかというようなこともあり、また、アジェンダ設定をどうするのかというような議論、最終的には二元代表制、代表民主制の補完というところで落ち着いていっているようなのですけれども、住民投票条例の目的とするところ、目指すところということで、市長の思いとしてはやはり象徴的な部分が強いのか。それとも、市民が自分の意見を議会なり市長なりに伝えるという部分に重点を置いているのか。最後に、住民投票、この論点整理に向けて、市長の現在の思いをぜひお聞きしておきたいと思います。