5886◯市 長(松下玲子君) まず初めにいただいた、在住外国人や、主に日本語以外の言語を使う方への災害時の情報提供についての御提案でございます。現在、本市では、転入時に東京消防庁が作成した英語版の防災啓発用チラシ及び市からの広報等に関する易しい日本語と英語を併記したチラシをお渡ししています。加えて、国際交流協会、MIAについて知っていただきたいというふうに考えますので、こちらはMIAそのものに関する広報用チラシを今年の4月から、日本人、外国人を問わず、全ての転入者にお渡しをしております。御紹介いただいた、小さな個別言語などのMIA作成のチラシについては、なかなか全員にそのチラシを配ることは難しくございますので、まずはMIAそのものの存在を知っていただいた後に、MIAに関わっていただいて、お手元に備えていただけるように取り組みたいと思います。
続いて、高齢者の方、また、市が取り組む在宅避難についての課題についてでございますが、そもそもコロナ禍で在宅避難というものの重要性を市としても認識して、いざ地震が来たり災害が起きたときには、それまでは在宅避難という考えは持たずに、災害が起きたときの避難所という形で防災訓練等を行ってきましたので、市民の皆様の中には、何かあったら御自身の近くの避難所に避難するということを、この間、取り組んできました。コロナ禍で、避難所に関しては、やはり御自宅が安心な場合は自宅で避難をする在宅避難ということを進めていく必要があるとの考えの下で、この間、御理解を求め、また、広報等を行ってきておりますが、御指摘いただいたように、在宅避難をした際の情報収集の在り方ですとか様々なつながり方については、今後検討した上で取り組んでいきたいと考えております。
以上です。