令和5年第3回定例会

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与座武
与座武
自由民主・市民クラブ現職

映像ID: 2508

5895◯18番(与座 武君)  御答弁のほどありがとうございました。
 最後のほうから。市長の御答弁であった、武蔵野市交流市町村協議会以外の市町村ともという、この件に関しては、所管課がきちんと連絡を取り合って、必要ならば防災課と連携を取って対応していくことを改めて周知するということでありますので、そのことを期待しておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
 私は今回この件で、担当の職員の方とか庁内の別な職員の方、また、うちの会派の議員とかを含めて、いろいろな話をしていまして、お互いの交流の出発点がもう忘れられてしまっているのが多いのかなと。かてて加えて、このコロナで3年間、4年間交流が滞っていたので、双方、向こう側もそうだし、こちら側も職員が替わっていて、前の状況がうまく把握できていない。何かここでもって途切れてしまっている。そうすると、先ほども誰か議論があった、初期の、やったときの思いがきちんと伝わっていかない。
 やっている事業はいろいろその時代に合わせて変わっていってもいいのだけれども、先ほど市長が言われたように、都市と農山漁村との交流の意義みたいなことの原点を、いま一度、記憶だけではなくて記録にきちんと残しておかなくてはならない時期に来ているのではないかなと思っております。
 実は鳥取県との宣言については、職員の方でも知らない方がいて、そんな宣言を交わしていたのかなんという話もあるぐらいなので、もう一度原点に立ち戻って、交流の意義というものをみんなで捉え直す、かみしめ直していくということが必要な時期に来ているのではないかなと、こんなふうに思っております。これは事前通告にある質問ではありませんので、私の感想として述べさせていただきたいと思います。
 それから、教育長、ありがとうございました。かなり総論的な話を言っていただき、御答弁をいただき、ありがたく思っております。
 今回の質問の大きな目的は1つです。子どもたちの個別最適な学びと協働的な学びの実現という大きな命題と、こちら側に教員の長時間労働の是正と軽減負担、もしくは教員の成り手不足という、大きな3つと言っていいのか、2つと言っていいのか。2つとしましょう。この2つの命題に対して、いろいろな改革というか、文科省、東京都の教育委員会、武蔵野市の教育委員会独自で、いろいろなことを対応してきている。
 それぞれやろうとしている動機はいいのだけれども、いろいろなことをやっているのだけれども、さて現場の児童生徒、親御さんたち、管理職を含めた教員などの学校現場の声が、きちんと届いているのかな、反映されているのかな、これらの大きな課題の解決、解消に向かってきちんと機能しているのかなとすごく心配になったので、小学校高学年の教科担任制という、一つのこれから文科省がやっていこうとすることの切り口から質問をさせていただきました。その上で大局的な見地から、教育長が現在、武蔵野市の学校教育で抱えている課題をどのように認識されているかという質問をさせていただきました。
 実はこの質問は、新聞記事に違和感を覚えたところから始めたのですけど、私もついこの間知ったのですが、小学校、中学校の入学式や卒業式に行ったときに、学校要覧をもらって見るのですけど、いろいろな職種の人が学校に入っているのだなと思ってはいたのです。つくづく調べてもらったら、今武蔵野市で、校長、副校長、正規の教員から始まって、43職種の人が職員室の中にいるのです。
 それぞれの職の人が入っていくときは、子どもたちのためによかれ、教員の多忙化解消のためによかれと思って入れていってるのだけれども、気がついたら43もの職種の人が入っていっている。これで本当に学校現場が当初の目的を達成するために機能するのかなと。みんなよかれと思ってやっているのだけど、結果としてそれが機能しているのかなということを、非常に疑問に思いましたので、ちょっと今日は質問させていただいたところなのです。
 逆に、教員、現場職員が、講師を導入することにして3時間半減ったということがさっきありましたが、それに伴う管理職のほうが逆に忙しくなったりしていないのかなとか、その辺りのことを、再度教育長に現況確認させていただきたいと思います。同じことの繰り返しですけれども、よかれと思って始めたことで43もの職種の人が職員室にいるというのは、本当にいいのかなという思いがある。その辺も含めて再度御答弁をいただけるとありがたいのですけれども。

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