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5925◯市 長(松下玲子君) 何点かございますので、順に再質問にお答えをしてまいります。
まず、障害のある全ての人が住み慣れた地域の中で生涯を通じて安心して自分らしい生活を送るということ、こちらは第6期の計画のまず基本目標に掲げていて、それに継続的、体系的支援を行うことを、本市の障害者福祉における基本的な方針としておりますので、この点について共通認識を持っているであろうという認識を持っておりますが、再度様々な場面で、しっかりとした本市の障害者福祉における基本的な方針であるということは確認したいと思います。
そしてわくらすへの入所希望の登録、これは令和5年8月末時点で申請をいただいた41名の方が登録をしております。
そして利用調整の基準です。小美濃議員は保育園の利用調整と比較されているのですが、やはり保育園の利用調整基準とは、少し基準が異なるのかなというふうに思っております。入園ですので、性別等を特に問いませんが、入所の場合、ユニット等で男女等もございますし、なかなか難しいとは思っております。
しかし、このおっしゃるような幅、5から24点というのが非常に幅が大きいので、自分がどこにいるのかが分かりにくいのは、御指摘いただいたとおりかなというふうに思います。この利用調整基準を決めているのは社福武蔵野になりますので、社福武蔵野ともよく意見交換をして、議会のほうでそうした御要望、御意見があったことはお伝えしたいと思っております。
18歳未満の卒業見込みの方につきましては、趣旨としては先ほどお伝えしたとおり、卒業後の進路に関しての部分が決まっていない中で利用を決定することが難しいというのが趣旨でございまして、その中で原則18歳以上としております。
ただおっしゃるような、同じ高校3年生でも早く誕生日が来た方は18歳になりますし、遅い方は卒業した後に18歳になるような方もいらっしゃいますので、そうした中での本来の趣旨である、卒業後の通所先や生活状況が決まっているかどうかという点が大事なのであれば、卒業見込みという考え方もあるのかなというふうに思っておりますので、この辺りについても社福武蔵野とよく意見交換をしていきたいと思っております。
空き家の利活用に関しましては、こちらも、例えば管理不全のような状況のある空き家ですと、所有者等に対し、市から適正管理の働きかけなどを行いますが、そもそも空き家というのも個人の資産でございますので、その利活用や処分に関して、適正に管理されている個人の資産に個別に働きかけを行うことは、現状はなかなか難しいのかなと考えておりますが、一定そういう選択肢があるということや、様々なマッチングがうまくいっていない、そういう可能性があるということをお分かりにならない方もいらっしゃるかもしれませんので、そうした相談、情報提供がどういう形でできるのかなということは考えて、必要があればマッチングできるような支援を行っていきたいと考えております。
最後の部分は重度訪問介護ですね。障害福祉サービス支給決定に当たって、サービスを利用する方の個々の状態や生活状況、家族の状況などを総合的に勘案して決定しているものでございます。この数が少ないのか、妥当であるか、その辺りは個々の状況をしっかりと聞き取るなどして、適切な支援につなげていくことが重要だと考えております。
以上です。