5945◯市 長(松下玲子君) きくち由美子議員の一般質問に、順にお答えをしてまいります。
まず、1番目の1)についてです。学校給食の無償化については、策定委員会でも計画案への記載について議論がなされ、9月に公表した計画案に、「国や都の動向を注視し、様々な観点からその効果や市独自で行うことの必要性なども含めて検討する」と記載されたところでございます。今回の計画案に関する意見交換会やパブリックコメントによる様々な御意見を踏まえ、策定委員会での議論を経て、第六期長期計画・調整計画の策定委員会案を答申いただく予定でございます。
2)についてです。他の議員の御質問にもお答えしましたとおり、第六期長期計画・調整計画策定委員会において検討されている段階であると認識をしています。私といたしましては、学校給食の無償化は子育て支援の観点からも重要な施策であると考えており、市民の皆様や議会の御理解を得て実施したいとの思いを持っていますが、現在策定中の第六期長期計画・調整計画での御議論を踏まえ、判断していきたいと考えております。
続きまして、4)についてです。給食費無償化について、現時点で国や東京都の補助メニューは存在しておらず、仮に実施となると、市の一般財源で全額負担することになります。給食費無償化は事業規模が大きく、一度開始いたしますと、毎年度確実に5億円規模の経費がかかるため、予算編成や基金残高など市の財政に与える影響は少なからずあるものの、毎年度の財源の捻出に関しては可能であると考えております。
続きまして、2番目は教育長なので、私は3番目の御質問の1)についてです。信号機の地点名表示については、道路管理者である市が警察等と協議の上決定し、主に交差点に設置しています。なお名称につきましては、地域からの御意見を伺って、それらを踏まえた検討を行っております。
2)についてです。市役所北側の信号機の地点名表示につきまして、旧名称「市役所裏」から新名称「むさしのエコreゾート」に変更した際には、地域の方からの御意見や親しみのある施設としてのPR効果などを踏まえ、警察と協議をし、決定しております。
3)についてです。御紹介いただきましたように、平成25年(2013年)9月11日に国土交通省から発出されました道路案内標識における英語表記についてでは、訪日外国人旅行者の受入環境整備事業における戦略拠点及び地方拠点合わせて49拠点を、英語表記の改善を推進する対象として先行的な取組が示されております。市が設置しています五小通りなどの道路通称名表示については、平成25年度以降に設置した路線は、「○○通り」を「○○street」の略の「st.」としており、それ以前に設置したものについては、標識の建て替えや改修に合わせ、必要に応じて改善をしております。
4)と5)番は関連しておりますので、併せてお答えをいたします。信号機の地点名表示については、交通環境、地域の方からの要望、設置費用や必要性などを総合的に判断しているため、必ずしも学校ごとに設置しているものではありません。防災拠点となっている各施設の場所等の情報につきましては、転入者に向けて、武蔵野市防災情報マップ、防災ハンドブック、わたしの便利帳を配布しております。また市のホームページなどで周知をしているほか、グーグルマップなどでも確認ができます。
4番目の御質問の1)についてです。第五小学校の登下校時児童見守り活動は、地域とのつながりの中から行っている社会貢献活動の一環としてのものであります。その経緯は、西久保地区のシルバー会員が、第五小学校及び武蔵野市青少年問題協議会からの、児童生徒の安全と地域防犯力を高める協力をお願いできないかとのお声に応える形で、平成26年の3月から始まったものです。そのため、シルバー人材センターではボランティアとして募集を行い、その活動を継続的に実施していただいております。
2)についてです。シルバー人材センターは、センターの活動を通じて活力ある地域社会づくりに寄与することを目的としています。これまでも地域社会を支える仕事について、人手不足分野と言われる介護、子育て支援など、幅広く請け負っていただいていると認識をしています。これからも公共性、公益性の高い分野において、就業機会を見つけて積極的に取り組んでいただきたいと考えております。
他の質問については、教育長からお答えをいたします。