令和5年第3回定例会

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浜田けい子
浜田けい子
市議会公明党現職

映像ID: 2515

5963◯10番(浜田けい子君)  ありがとうございます。それでは再質問をさせていただきます。3番、4番から伺いたいと思います。認知症啓発事業、家族介護者への支援についてです。
 現在、高齢者福祉計画・第9期計画が専門部会が開かれて検討され、策定に向かっております。中間のまとめ素案もできたというふうに、先日ホームページを見まして確認もさせていただきました。その中で、この認知症のことはもちろんですけれど、家族介護のこともしっかりと掲載をされておりまして、その中で、新しい項目で、認知症のところで、聞こえの問題への支援という項目がありました。我が会派といたしましても、難聴で認知症になるという原因を突き止めて、高齢者の方の聞こえの問題への支援ということで、補聴器の助成等も要望してまいりましたので、これは高く評価するところでもあります。
 その上で、2番の軽度認知障害のことを伺いました。認知症が進行して重症化をすれば、御本人は認知症だというふうに認めたくない、そのために、御家族の支援も困難なケースが多く発生しているというふうに伺っています。そのために、正常と認知症の中間の状態である軽度認知障害の段階で早期に対応するということが極めて重要だと考えます。
 今年度、新宿区のほうで、軽度認知障害を早期に発見するために、75歳以上の方に認知症の気づきチェックリストを、熱中症の注意喚起のチラシと一緒に同封をして個別で郵送されたと聞きました。その気づきチェックリストで一定の点数以上の場合、高齢者の相談窓口で、認知症、物忘れの相談医や専門医に相談できる、そういうふうにつなげたというふうに聞いております。本市もいろいろな形で認知症相談会だとか、先ほど答弁いただきましたけれど、いろいろ工夫をしていただいていると思うのですけれども、あの手この手でしっかりとプッシュ型で早期発見に取り組んでいただきたいと思います。来るのを待つだけではなくて、しっかりとプッシュ型で取り組むことについて見解を伺いたいと思います。
 家族介護者についてですけれども、最近では、高齢者自らが介護事業者を選んでいろいろなサービスを受けている。先ほど答弁の中でも武蔵野市の独自のサービスもあるということで、様々受けられるようになって、大変利用者は喜んでいらっしゃいます。先日も、個別でちょっと相談をいただいた方が、介護度によっては利用できるサービスが決まってしまうということでいろいろ悩んでいらして、地域包括につなげると、丁寧に説明をしていただいてスムーズにサービスを受けることができたと、大変喜んでおりました。介護保険サービスとか、いろいろな利用をしながら家族が介護をする人もかなり増えたと思います。介護負担はある程度緩和されているとはいえ、いろいろな介護の担い手になっているのはやはり女性も多く、壇上で言いましたけれども、60歳以上の方が多い、老老介護ということです。また、働きながら家族を介護するビジネスケアラーへの支援も課題になってきているというふうに伺っております。
 その中で、2番目の家族介護者の交流の現状も伺いました。人数的にはどうなのかなと思ったのですけれど、この中間のまとめで、だんだん相談者も減ってきているというような掲載もあったかなと思うのですけれど、家族介護の方の負担軽減のためにしっかりとさらに取り組んでいただきたいと思います。先ほどプログラムもいろいろ答弁でありましたけれど、いろいろ考えていただいておりますので、しっかりとこれは引き続きやっていただきたいというふうに要望をさせていただきます。
 それで、壇上でヤングケアラーの件を紹介させていただきました。これは、愛媛県の松山市で、この4月からヤングケアラーのための相談専用ダイヤルを設置したということで、コーディネーターは保健師や社会福祉士、教員OBなど5人を配置していると。小・中学校や高校を定期的に訪問して、しっかりとヤングケアラーと思われる方と相談しながら様々助言をしているということです。このヤングケアラーについては、本市ではスクールカウンセラーの方がいろいろ学校関係を回って報告いただいたりとかしているようですけれども、今までは学校が中心となって支援してきたけれども、今回の指針案では、地域包括センターもしっかり活用するということを打ち出していると。だから、福祉分野と教育分野がしっかり連携をして支援を行うということだと思うのですけれども、この方針をしっかり計画にも反映させるという認識でいいのか、お答えできる範囲で伺いたいと思います。
 2点お願いします。

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