
さこうもみ
映像ID: 2516
5975◯13番(さこうもみ君) ありがとうございます。特に若者の育成について、若者自身が主導する平和事業という言葉があったこと、本当に重要なことだなと思うので、ぜひ前向きに検討して、実施に結びつけていただけたらなと思います。
次に、1番と2番について再質問をさせていただきます。
1つ目、子宮頸がんのほうです。男子の接種について、国のほうでまだ検討が進んでいて、自治体としても少しだけというところかなと思うのですけれども、HPVに関しては、男性についても中咽頭がん、肛門がん、尖圭コンジローマなど、病気の原因にHPVがなっているということ、さらに、HPVの感染のほとんどは性交渉が原因で、女性のみではなく、男性もHPVワクチンを接種することにより感染が広がることを効果的に予防できて、集団全体での感染率を下げていく、集団免疫が期待できるということも効果としては実証されていて、オーストラリアでは88%、アメリカでは64%の男性がHPVワクチンを接種しているという情報もございます。もちろん、現時点で積極的勧奨はできないということは理解していますが、例えば今、他自治体での報道などが進んでいます。それを見て、男子接種について知るという方も増えてくるのではないかなと考えますが、男性で接種を希望しているという方から市に問合せがあった場合に、市内で接種可能な病院についてお知らせをするとか案内をするみたいなことは可能なのでしょうか。特にHPVのワクチンは婦人科の医院での接種が多く、男性で接種可能な病院についての情報が届くのがすごく難しいということが言われていますので、そこの案内があるといいなというふうに思っています。こちらをお伺いしたいです。
もう一つ、啓発の状況についてです。20歳、25歳にチラシですとか、成人の集いでチラシを配っていただいているということで、今後も広く伝えていっていただきたいなというふうに思っています。病気について知ってもらうこととして、子宮頸がんは、定期的な検診による早期発見によって、がんになる前に治療ができる可能性があることから、また、早く発見をすると高い確率で完治が期待できることなどから、検診を受けていれば大丈夫というようなイメージを持たれることもある病気だなというふうに思っています。しかし、実際に早期発見をした場合、どんな治療を受けることになるかという点です。子宮を摘出するような手術が必要ない場合で、最低限の治療だった場合にも外科的手術が必要で、円錐切除術という治療になりますが、その治療を受けると早産のリスクが非常に高くなるというふうに言われています。もちろん、検診を受けていくということは重要で、ワクチンを打つということもセットでやっていくということが必要ですが、病気になった場合に、早産のリスクが高くなるですとか、女性にとって、いつ出産するのかとか、自分にとってすごく大事な決断に非常に大きく関わってくるようなことが起きるというところをしっかり伝えていくということが重要なのではないかなというふうに思っています。これに関しては要望ですが、検診の重要性、ワクチンの重要性とともに、病気になったときにどんなことが起きるのかということに関しても丁寧に伝えていっていただきたいなというふうに考えています。これは要望です。お願いいたします。
次に、女性の管理職割合のところです。7.8%から13.8%に10年間で約倍に増えたというところは非常にいいところだなと、よかったなというふうに思っていますが、20%の達成が難しいという点は残念だなという印象は抱いています。例えば、2020年12月に閣議決定された第5次男女共同参画基本計画においては、2030年代には、誰もが性別を意識することなく活躍でき、指導的地位にある人々の性別に偏りがないような社会となることを目指す、その通過点として、2020年代の可能な限り早期に指導的地位に占める女性の割合が30%程度になるよう目指して取組を進めるとありますが、本来は2030年に30%を目標とするべきだなと思いますが、令和7年の20%達成が難しいということに関して、何かプラスで対策を打っていくという予定はあるのか。そこが現時点で難しいというのであれば、少し先で、どうすれば20%が達成できるというふうに市として考えているのか、そこの対策や展望について、もう少しお伺いをできますとうれしいです。
あと、不妊治療と仕事の両立支援についてです。こちらは、休暇として認めているというところがあるかなと思うのですけれども、不妊治療に関しては、厚労省からは、企業に向けては、不妊治療を受けながら働き続ける職場づくりのためのマニュアルを作成して配布をしたりですとか、とにかく管理職の方、マネジメントをする方が、治療のスケジュールとかについて深く知っていくことがまずは重要というふうに言われています。不妊治療について、例えば管理職の方に向けて、研修の中で基本的な情報、治療のスケジュールですとか、どれぐらいの方が経験するのかみたいなことをインプットする機会、研修の機会というのがあるのかどうかというところをお伺いいたします。