5974◯市 長(松下玲子君) 2点の再質問にお答えをいたします。
まず1点目の戦争体験記録集の作成に向けた戦争体験者の体験のお話をどう広げていくかということについてですが、実際には、今現在も友人や関係団体等を通じての御紹介等も行っております。あと、頻度としては、市報での声かけというか募集は、8月の平和特集や、11月平和の日で市報で呼びかけております。あと、ホームページ、また、実行委員への呼びかけ等は随時行っております。
実際には、武蔵野市の戦争の歴史、記録、体験をしている方がそのまま武蔵野市にお住まいでいらっしゃるか、または、武蔵野市には全国各地からいらっしゃっている方もおりますので、そうした武蔵野市の戦争体験、空襲、記録を残していくことが大事なのか、また、被爆体験など、様々な今お住まいの市民の方々の体験や平和への思いを集めていくのかなど、様々課題もございます。そのため、現在、平和施策のあり方懇談会でも議論をしておりますので、またその中でも考えていきたいと思っております。
そして2点目の、若い世代の方々、フォローアップの体制等についてですが、実際には、青少年平和交流派遣事業に参加してくださった方が、その後、平和の実行委員会に関わったり、また、他の市の取組に応募してくださったりというのもございます。より今後どんな形でフォローアップといいますか、関わって、若い世代の方たちの意見をどう取り入れて、様々な事業に取り組んでいくかというのは大変重要であるという認識は持っておりますので、そして、若い世代自身が企画運営する平和事業というのも非常に重要だと思っておりますので、こちらも含めて、平和施策のあり方懇談会、次世代への継承が大きな課題と認識しておりますので、そうした意見も参考にしながら、引き続き検討していきたいと思います。