
宮代一利
映像ID: 2518
5996◯6 番(宮代一利君) ありがとうございます。今度、令和5年度の対象になっている監査の結果を楽しみに待ちたいと思います。いつかゼロになる日が来るように頑張り続けていただきたいなと思います。
それから、実は何人かのブルーキャップさんとは私も直接お話をすることがあって、僕たちは権限がないのですというふうに言っているのです。注意がしにくいと。ただこういうふうな条例がありますと説明することしかできなくて、それ以上の権限がないというふうな思いでブルーキャップさん自身が取り組んでいるという御意見が聞こえてきています。ただ一方で、今、全員とやっているわけではないでしょうけど、協議をしたり、改善をしたりというふうにして取り組んでいただいているということなので、現場のほうにはそういった声もあるのだということも知っていただいた上で、これからの協議も続けていただきたいなというふうに思います。とにかく実効を上げて、地元の市民の皆さんが安心していただけるような、そしてやはりブルーキャップにやってもらってよかったよねというふうに納得してもらえるような形に最後は持っていかなければいけないというふうに思いますので、お願いします。市民の皆さんも関心を持っていますし、議員も議連をつくって取り組むというふうにしているので、やはりブルーキャップというものでやっているからもう大丈夫ということではなくて、関わっているみんながそれぞれの立場で進んでいくことが非常に重要だと思いますので、私たちも頑張りますので、本当にいいまちづくりを、そして市民の方に安心していただけるようになってほしいなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。
それでは次に、インクルーシブの件ですけれども、まず、インクルーシブ教育システムとフルインクルーシブ教育の共通の目的が共生社会の形成ですという、そこは同じですということがまず確認できてよかったと思うのですが、インクルーシブ教育システムは、これは日本のシステムですよね。日本におけるこういうインクルーシブに対する取組と呼んでいるシステムなのではないかなというふうに私は理解しているのですが、一方で、フルインクルーシブシステムというのは、今日本では取り入れることができていなくて、海外の幾つかの国でこういったことに取り組んでいる。よくイタリアがすごく先進国だというふうに言われているのですけど。私の疑問というか、何で日本はこの形になってしまっているのか、縛られてしまっていて、ここから抜け出すことはできないのかということをちょっと今思っています。
特別支援学校とか特別支援学級がよくないというふうに申し上げているのではないです。障害をお持ちの方に対しては、合理的な配慮、リーズナブル・アコモデーションが必要なのですというのは皆さん分かっていて、その合理的な配慮というもののツールとして特別支援学校、特別支援学級があるというストーリーなのです。ところが、先ほどの御説明のとおり、学校を選ぶときに、最初にまず就学相談をして、普通に相談をしに行っているのに、いつの間にか委員会にまでかかった上に、結果が通達されて、最終的に合わなかったら校長先生ともう1回面談しますと。私がもう少し知りたいのは、この校長先生と面談した後に、最後にどういうふうな結果になるのか知りたいのです。最後の最後までずっと平行線で行ったときに、例えば通常級に行きたいですと言い続けている親御さん、本人さんがいるときに、どうやら何かプロセスを踏んでいるけど、最後まで平行線のまま行った場合にどんなふうになっていくのかということについて、教えていただきたいと思います。お願いします。