令和5年第3回定例会

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6047◯市 長(松下玲子君)  川名ゆうじ議員の一般質問に順にお答えをしてまいります。
 まず、学童クラブの昼食についての1問目についてです。長期休業中の課題として、学童クラブでの滞在時間が長いことから、子どもたちに疲れやストレスがたまる状況が見受けられることもあり、配慮の必要な児童が不安定になるケースもあると認識をしております。
 続いて、2、3、4に関しては、関連するため、まとめてお答えをいたします。子どもの健康的な生活を確保していくという観点から考えると、保護者が用意する弁当か、配食弁当かにかかわらず、子どもへの食事はきちんと提供されなければならないと考えます。しかしながら、毎日の弁当作りについて負担を感じる保護者もいらっしゃると認識をしております。弁当を配食事業者に準備等も含めて一括で委託してはどうかとの御質問に関しては、学童クラブが実施主体となりますと、川名議員も御指摘をいただいているように、アレルギーの対応や誤配やキャンセル対応、金銭管理等が大きな課題であると考えます。こうした課題から、現状では学童クラブを主体とした弁当配食実施は難しいのではないかと考えています。共働き家庭の増加、働き方や家族構成の多様化など、子どもの昼食を用意することが難しい家庭も念頭に置き、今後、市としても長期休み中の昼食の在り方について検討したいと思います。国などへの働きかけについては、どのようなことが考えられるのか、今後検討してまいりたいと思います。
 続きまして、2問目の東部地域の子ども施設についての1番目についてです。まず、児童館については、子どもや子育て家庭などの施設利用者から直接の満足度調査は行っておりませんが、おおむね高評価を得ていると考えています。地域の関係者も含めた児童館事業推進会議等において、地域との連携を深め、よりよい児童館事業に向けた情報交換を定期的に行っており、地域からも児童館の存在は評価されています。市としても、子どもの居場所としての中心施設であるとともに、0123と並んで、子育て拠点施設としても重要な意義を持っていると考えています。課題といたしましては、中学生以上にとっても利用しやすさや来たいと思う魅力のある企画を打ち立てられるよう、今後検討が必要であると考えています。東部地域からの利用者割合につきましては、西部の各地区と市内、それ以外という集計をしていますが、東部地区と中部地区の合計で1.4%となっています。武蔵野プレイス青少年フロアにつきましては、フロアに特化した満足度調査は行っておりませんが、施設全体のアンケート調査から、青少年活動支援に対する評価は、本項目に回答いただいた方の9割以上が「満足」「ほぼ満足」との評価をいただいています。市としても、数少ない中高生向けの居場所として確立していると考えています。課題としては、利用者の声を基に実現した企画はこれまでもありますが、今後、利用者に、運営側にもっと参加してもらう手法を検討する必要があると考えます。利用者の割合について、中学生については市内西部地域在住者が多く、東部地域について、割合は示せませんが、目立たないかなと思っております。これは中学生の行動手段が主に徒歩、自転車であることも要因ではないかと考えます。高校生については、立地が駅前ということもあり、市内、市外在住を問わず、非常に多くの方の利用があり、市内東部地区の割合は、こちらも分かりませんが、市内全体と考えても半分以下くらいではないかと考えます。
 続いて、3についてです。新築、移転後の本町コミュニティセンターの施設内容につきましては、現在、本町コミュニティセンター協議会を中心に、地域の意見を踏まえた検討が進められています。その中では、子どもや若者がより利用しやすい施設にしたいという意見も出されていると聞いております。建物に児童・青少年関係のスペースを設けるかにつきましては、事業手法などと併せて検討していきたいと考えております。
 他の質問については教育長からお答えをいたします。

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