6057◯教育長(竹内道則君) 私からは、大きい御質問の2に順次お答えしていきます。
まず、武蔵野市学校施設整備基本計画並びに学校施設整備基本方針の改定の必要についての御質問です。平成27年5月に策定した学校施設整備基本方針を踏まえて、令和2年3月に学校施設整備基本計画を策定いたしました。学校施設整備基本計画については、今後20年間余りを見据えた目指すべき学校施設の基本的な方向性と具体的な施設の整備方針及び標準的な仕様や第1グループの改築順など、大きな視点での内容を定めたもので、年次の示されていない第2グループについては令和8年度に計画の改定を予定しております。その改定においては、第1グループの改築事業で得た知見や経験を踏まえ、また、昨今の社会経済情勢を注視し、慎重に検討を行いながら改定作業を行う必要があると考えております。
次に、第二小、第二中、第六中の改築スケジュールについての御質問です。第二小学校、第二中学校、第六中学校の改築については、第六期長期計画・調整計画の計画案に、統合の要否及び移転配置の可能性の有無などの検討という記載がされておりますが、検討結果が不明な現段階では当該3校の改築スケジュールを言及することは適切ではないと考えております。
統合する場合の学校における教育の質のメリット、デメリットに関する御質問です。現時点では、学校統合の要否などを検討するかについて、第六期長期計画・調整計画の策定の中で議論がされている段階であり、その議論を見守りたいと考えております。
第二中学校と第六中学校との統合の要否とその後の第六中学校跡地への第二小学校移転配置の可能性の検討による公共施設の床面積縮減率と削減したコストについての御質問です。第二中学校と第六中学校との統合の要否とその後の第六中学校跡地への第二小学校移転配置の可能性については、来年度検討を進めることとしており、床面積及びコストについては各校地で改築した場合と統合・移転した場合とでそれぞれに幅があることから、現時点で明示することはできません。
最後に、第二小学校に関する御質問です。現在、第六期長期計画・調整計画の策定の中で、第二中学校、第六中学校の統合の要否及びその後の第六中学校跡地への第二小学校の移転の可能性の有無を検討するかについて議論されている最中でございます。まだ検討する段階ではないと考えております。
以上です。