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蔵野恵美子
映像ID: 2525
6073◯15番(蔵野恵美子君) では、再質問いたします。
まず、学校の飼育動物についてです。この5年の間に多くの学校でウサギやモルモットを屋内で飼育するように改善されている。このことは大きく評価したいと思います。今、小型犬などもそうですけれども、屋内飼育が基本と言われています。ただ、申し上げておきたいことは、専属の獣医師さんがずっといたわけですよね。それで、何でもっと早い時期から屋内飼育がなされていなかったのかなと思うのです。獣医師さんからどういう助言があったのかというのは分かりませんけれども、ここ数年でそういった動物愛護に関する世論が高まってきた状況になって動き出しているのかなという感がどうしても否めないということは申し上げておきたいと思います。さらに、死因に関しては、分かる教員がいないので把握されていない学校もあるということなのですけれども、そこはしっかり記録をしておいていただきたいと思います。そして、児童のほうには周知されているということですけれども、そういった一連のきちんとした終生飼育というのですか、そこら辺はやはり意識して取り組んでいただきたいということは申し上げておきたいと思います。要望です。
いずれにしても、猛暑の時期、また、冬の寒い時期に屋内飼育がなされることになったということは大変喜ばしいことなのですけども、やはり心配なのは、皆さんから聞くのは、では、どのような状態で室内飼育をされているのか、狭いケージにただ入れているだけなのではないかとか、そういった質問をいただきます。獣医師さんの見解等もある程度入れながら適切な環境でされているというような答弁であったのですけれども、ただ、今回この質問でそういったことを調べていただいたようですけれど、教育委員会では把握していないということなので、これは定期的に一応把握はしていただきたいなと思います。特にこれから学校の改築だとかいろいろな動きがある中で、プレハブになったりとかそういうこともあろうかと思います。そういう中で、飼育動物がどういった扱いになっていくのかというのは、意外と、今、動物愛護団体とかではなくて一般の市民の方も関心を持っているということは申し上げておきたいのですけれども、その辺について御意見をいただきたいと思います。
それと、学校の建て替えに関しては、懇談会で飼育動物をどうするかというのを検討していくということなのですけど、一応質問では、今、改築が進んでいる五小と井之頭小はどうですかという質問をしているのですけど、そこの小学校ではどういった意見が出ているのかということを伺いたいと思います。私は、飼育教育の方向性がある程度決まらないと、それなりのスペースだとか、どういった動物を飼うのかということにもよって、やはり新しい校舎の計画に反映させないといけないのではないかと思うのですけど、そこら辺はどうなのでしょうか。ある程度余裕を持って造っておいて、飼育するにせよ、しないにせよ、どちらに転んでもいいというようなお考えでいるのか、もう少しそこら辺の詳細を教えていただきたいと思います。