令和5年第4回定例会

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6384◯教育長(竹内道則君)  今後の生徒数の減少を踏まえて、施設をどういうふうに整えていくかという観点での再質問にお答えします。
 変化に対応していくことであるとか、施設を有効に使うということは大事なことだと思います。その観点は共有したいと思うのですが、現在、小学校も中学校も改築に取り組んでいるわけですけれども、今の生徒や児童を学校にきちんと収めるという観点から、現在の校地の中、それから建てられる容積の中で、その要望を全て確保するという困難に向かっているというのが現状でございます。その上で、今後の児童生徒数の変化に対しては、スケルトン・インフィルということで対応していこうということ、これを基本の目標としていますので、施設整備についても、その可変性をきちんと備えるということで対応しています。
 この30年の中でも、先ほどお話があった少人数指導の実施であるとか、特別教室の整備であるとか、そういった多様な教育に向き合うための環境というものが求められていますので、従来の、それこそ30年、40年前の生徒数に応じた面積というのは、比較すると、必要な面積が増えているという認識でございます。その上で、多様性、対応を柔軟に考えていく、変化に対応していくということは大事な観点だと捉えております。
 それから2番目の、部活動のお話に言及されましたけども、部活動について、今、先生の働き方改革という観点からも含めて検討しているところでございます。その中では、大事な観点として、生徒の希望に応える、そういった部活動をつくっていこうということで、先生の働き方改革にも対応しつつ、それはどういうふうに行うことができるのかということで、最初に答弁申し上げたとおり、学校が安心して委ねられる部活動指導員を地域連携によってどういうふうに確保していくか、そういうことで取組を進めているところでございますが、次の御質問との関連も含めると、学校生活の質は、学校の規模、生徒数の規模に関係するのではないかというような趣旨だと捉えましたけれども、そういった関係はあるのだと思います。ただ、一律にそういうことではなくて、プラスに作用する面もマイナスに作用する面もあると思っています。そういった意味で、狭小を生かすということについては、具体的にどこということではないということでしたけれども、現在向き合っている学校改築の課題について、先ほど答弁申し上げたとおり、検討するに際しては、そういった多様な観点から、プラスの面もマイナスの面も含めて、十分に多様な観点からの議論をするべきだと考えております。

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