6432◯市長職務代理者副市長(伊藤英穂君) おはようございます。それでは、川名ゆうじ議員の一般質問にお答えいたします。
まず、大きな項目の1番、中学校の放課後の居場所についてです。
1)中学生や高校生世代の居場所が不足しているというふうに認識しており、既存施設の活用も含め、検討していく必要があると考えております。
2)についてです。今回の視察につきましては、学校と地域の連携手法、実際の運営内容、地域の担い手の状況に注目して視察を行いました。視察を通じて、放課後カフェの開催は、生徒たちが友達同士や地域の大人、教員などと気軽にコミュニケーションを取れる場として、また部活動の合間や塾までの時間調整など、様々な理由で有効に活用されていると感じたと報告を受けております。
4)についてです。西東京市の放課後カフェは中学生の居場所として有効であると認識しており、多様な主体による協働の手法も参考にしながら、本市での実現の可能性を検討してまいりたいと思います。
5)についてです。居場所づくりの担い手として、地域の協力はとても重要な要素であると考えております。そのような提案があった際には教育委員会と協議したいと考えております。
続きまして、大きな2番の児童福祉施設の安全計画についてです。
1)について、児童福祉施設の安全計画の策定状況ですが、現在、各学童クラブ、桜堤児童館にて策定中であり、年度内に完成する予定でございます。
2)の定期的な点検の結果や不具合についてです。まず学童クラブでの対応についてですが、点検の方法は、地域子ども館ごとに自主点検チェックリストで施設内外の点検実施を行っております。不具合があった場合については、必要な補修は館内で行っております。館内での対応ができない場合は、子ども協会事務局、または児童青少年課にて対応しております。桜堤児童館では遊具の点検を毎日行い、チェックを行っております。貸出し遊具、大型遊具については随時点検を行い、必要に応じて修理を行っております。
3)についてです。作成したマニュアルの職員間での共有及び児童への展開についてですが、既存の地域子ども館安全管理マニュアルにて、事故、災害、健康、事件などの内容を整理し、運用しております。児童の登降所等の安全確保や注意事項は随時指導し、児童に対しても避難訓練等にて周知をしております。桜堤児童館では既存のマニュアルを安全計画と併せて改訂中であります。現在見直しの段階で、職員間で1つずつ確認している状況です。児童に対しましては避難訓練等の機会を利用して意識づけを行っております。
4)についてです。安全計画につきましては、策定後、施設内に掲示する予定です。また、学童クラブでは保護者等との共有として、保護者会や新入会説明会等で周知、説明を考えております。
5)についてです。桜堤児童館では年2回、来館者と共に避難訓練を行っております。来年1月には、子育て講座として防災に関する講座を行う予定です。今後も、消防署、防災協会、ホワイトイーグル、市関連部署などと連携し、安全計画の周知、保護者に安全教育に関する情報提供を行っていく予定です。
6)についてです。学童クラブでは避難訓練、不審者対応訓練、救急対応を各施設で行っております。桜堤児童館では、避難訓練は定期的に実施し、職員は上級救命講習も定期的に受講しております。また、今年度は保育園での嘔吐処理研修にも参加をいたしました。今後は児童館内でも不審者対応訓練、救急対応の実技講習を行うことを検討してまいります。
7番についてです。学童クラブでは、10月、11月の館長会議にて、ヒヤリ・ハット報告の習慣化をテーマに意見交換を行いました。今後は収集方法や改善につながるための方法を整理していく予定であります。桜堤児童館では、ヒヤリ・ハットについては職員同士で共有し、対応をその都度検討しております。毎朝の打合せ時に再度確認し、防止策を検討し、実践しております。
8番についてです。地域子育て支援拠点及び子育て援助活動支援事業所における安全確保に向けた取組の周知に関しましては、現在作成中の児童館の安全計画を参考に、児童の安全確保に関する具体的な取組を検討したいと考えております。
他の質問につきましては、恩田副市長並びに教育長より答弁いたします。