6438◯教育長(竹内道則君) 再質問にお答えいたします。学びの場か居場所かということですけれども、家庭と子どもの支援員も、実際は学校によって、あるいはその子によって、過ごし方が違います。学習が中心だとは申し上げましたけれども、私が見に行ったところでは、子どもたちが思い思いに過ごしていたり、あるいは、時間によっては一緒に子どもたちが活動したりというような取組をされていますので、そういった場面を見ると、居場所ではないかなというふうに思います。
学校の教室の授業には入れないけれども、そういった登校はできるお子さんに対して必要な支援をということで、家庭と子どもの支援員を設けていますので、そういった中で柔軟に対応してもらっている。その中には居場所的な要素も、場面によってあるかなというふうに認識をしているところでございます。
そして、先ほど来御質問いただいている事例を学校で実施する場合のことですけれども、確かに第一義的には学校の管理責任は校長が担っていますし、校長は子どもたちの安全という面での大事な責務を有していますから、その観点から管理区分についてどうするのだとか、そういったことに留意するのは当然なことだと思います。
それから教育課程の編成についても校長権限の内容ですので、学校の教育活動として行う場合には校長が実施責任を持つということですので、教育委員会としても、どういうような位置づけで行うのか、それによって学校との協議の仕方が変わってくるかなと思っています。その判断についても変わってくるかなと思っています。いずれにしても、地域で実施する機運、それを踏まえた上で検討すべきかなということだと認識しております。