6475◯市長職務代理者副市長(伊藤英穂君) それでは、きくち由美子議員の一般質問にお答えいたします。
まずは大きな項目1番、中学生の居場所づくりについてです。川名議員にも同様の質問がありましてお答えしたとおりですけれども、(1)中学校における学校内での居場所づくりについての件ですが、こちらにつきましては、中学生や高校生世代の居場所が不足しているというふうに認識しておりますので、既存施設の活用も含め、検討していく必要があると考えております。
(3)西東京市の放課後カフェ視察への感想ということですが、視察を通じて、放課後カフェの開催は、生徒たちが友達同士や地域の大人、教員などと気軽にコミュニケーションを取れる場として、また部活動の合間や塾までの時間調整など、様々な理由で有効に活用されていると感じたと報告を受けております。
(4)についてです。学校以外のコミュニティで安心して過ごせる居場所があることは重要であると考えます。特に同世代以外との交流のある地域での多様な居場所の存在は、子どもの学びにも資するものと考えております。
続きまして、大きな項目の3番、学童クラブの長期休みの給食についてです。
(1)学童クラブにおける弁当配食を行政が主体となり実施することについては、アレルギー対応や金銭対応、支援員の業務負担増などの課題があり、今の段階では保護者会主催での実施が現実的であると考えております。一方、配食実施時の立会いは、働いている保護者にとって負担となることは認識しておりますので、市としてできることを検討していきたいと考えます。
続きまして、大きな項目の6番、11月23日の武蔵野市平和の日イベントについてです。申込みについてですが、こちらは2次元コードからオンラインの申込みについて、自治体のデジタル総合プラットフォームであるLoGoフォームを使用しておりましたが、申込者がメールアドレスを入力する必要があり、その誤入力の可能性や、イベントの傾向として高齢者等の電話による申込みも多い状況、また抽せんや結果通知の事務効率等も勘案して、全員にはがきを送ることとしたものでございます。
申込者数は合計204名で、申込方法別の内訳としては、オンラインが122名、電話が54名、メールが22名、その他が6名でございました。また、当日の来場者数は170名でございました。
次に、(2)についてです。公会堂入り口にあるインフォメーションボードには掲示を行っておりましたが、会場の外には看板等の掲示は行っておらず、また開場時間の前後には、職員や実行委員が会場外に立って誘導を行っておりましたが、タイミングによっては不在の期間もあったと思われます。今回の御指摘も踏まえ、当日の広報活動について検討してまいりたいと思います。
すみません、ちょっと戻りますが、大きな項目の2番、学童クラブの教室についてです。
(1)について。学童クラブの定員は、令和5年11月現在で1,540人です。育成スペースの確保については苦慮している状況にございます。支援員の確保についても、学童クラブ利用者児童の増とそれに伴う支援単位の増が続く状況で、必要な支援員も増加しておりますが、子ども協会においても人材確保に努めていると認識をしております。
(2)についてです。市内の学童入会者数は増加しており、それに対応するため、各クラブで施設整備を続けております。学童クラブは学校施設を利用しているところが多く、教室と同様の硬い床材のクラブが多い状況です。児童からこのことについて特に意見が出ているとは聞いてございませんが、正座をせずに、あぐらなど、崩した姿勢で座っている児童が多いというふうに聞いております。
(3)についてです。学校の教室との共用化について。学童クラブと教室の共用化については、教室から学童クラブへの毎日の転換準備、校舎内での児童の動線管理、教室内で保管している物品管理など、実施に向けての課題はありますが、現在、関係部署と検討を進めているところでございます。
(4)の民間学童クラブの次年度の申込状況につきましては、今の時点では具体的な数字が出ている段階にはございません。保護者に対する民間学童クラブの周知については、今年度から、保育園、幼稚園から、次年度小学校入学年齢児の保護者宛てにチラシを送付しております。
他の質問については、教育長より答弁いたします。