
浜田けい子
映像ID: 2622
6706◯文教委員長(浜田けい子君) ただいま議題となりました議案第99号 令和5年度武蔵野市一般会計補正予算(第8回)の文教委員会付託分における審査の概要と結果について御報告いたします。
主な質疑は次のとおりでした。
1)認証保育所プチ・クレイシュ移転の理由を伺う。答え、施設の老朽化が進んでおり、移転先では園庭を確保することにより、園内環境が改善され、保育の質の向上が図られるためである。2)施設整備補助金交付の必要性の判断はどのように行っているか伺う。答え、東京都の補助要綱に該当することが前提であり、市が目指す保育の質の向上に値するかについて、市長が本部長である待機児童対策本部会議で議論し、意思決定をした上で交付をする。3)認証保育所の認可化ではなく認証のままに止めた理由と、本部決定をしたのはいつか伺う。答え、令和2年度から待機児童ゼロが継続していることや5歳児までの人口統計の減少傾向が続いていることに加え、定員の空き状況等を勘案し、認可化と新規整備は一旦休止ということで令和4年11月に本部決定している。4)今後の保育状況を踏まえた上で、認可化はあり得るのか伺う。答え、保育需要が変われば、その都度、待機児童対策本部会議で判断を行い、事業者、議会、市民にも周知をしながら、手順を踏んで、しっかり対応していく。5)今回の認証保育所移転の総事業費は幾らか伺う。また、武蔵境コスモ保育園工事の事業費との違いについて伺う。答え、躯体を除く施設の内装改修のみで、税込み7,920万円である。物価高騰の影響等により、金額の大小は他の保育園の事業費と比べることはできない。6)小・中学校の学校保健衛生費100万円の補正について詳細を伺う。答え、インフルエンザの想定以上の増加に伴う登校許可証明発行件数が増えたことによる補正である。
以上で質疑を終了し、討論に入りました。討論者は1名で、賛成討論でした。
その趣旨を紹介しますと、新しい園に対する補助の継続と、市の方針が決定したときは周知をよくしていただくよう要望し、賛成するというものでした。
以上で討論を終わり、採決に入りました。採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
よろしく御審議をお願いいたします。
(厚生委員長 宮代一利君 登壇)