19237【小美濃市長】 全くそのとおりでありまして、ごみの所管の課がいろいろ名前を変えつつ、チャレンジ800ぐらいから始まったのでしたか。700、600とこのようにやってきた。こういう努力に関して、これは市民と共にやってきたことでございますので、議員としてもそれに協力というか、推進してまいりましたし、全くおっしゃるとおりだと思います。ただその全体量が増えているペットボトルに関しては隔週という施策が、あまりその効果を示していなかったというのも。要するに隔週にしたというよりも、ペットボトルの数が増えているのかもしれませんけれども、なかなかここは難しいところだなというふうに思ってます。
先ほどの陳情の中でも、これはごみの話ではなくて、福祉の話ではないかという切り口での陳情だったと思います。大きな意味での福祉であり、利便性ということを考えると、これは市民サービスという形にもなるわけなのです。なのでなかなか難しいところなのですが、確かに隔週になっているものを毎週に戻せば、トラックの台数が増え、CO2の排出が増えるかもしれませんが、先ほどもお話をさせていただいたのですが、これが一つの市民の利便性を高めるサービスだとすると、市民の利便性を高めるサービスを行うに当たっては、往々にして、例えば極端な例ですけれども、全く何もないところからムーバスを走らせるということも一つのサービスだったと思うのです。
これも、バスを走らせるということで、環境面から言えば、これはあまりよくないことかもしれないけれども、しかし市民の足として物すごく今利便性があるわけでありまして、その利便性と環境性能というのは非常に裏腹なものだなというふうに、そういう意味では思うのです。何を取るのか、どこを取るのかということが、やはり大事なところであると思います。
そういう意味で考えると、公約であるということも私は非常に強い思いがあるのですけれども、しかしペットボトルに関しては、やはりいまだに伸び続けていることを考えると、サービスというところに少し重きを置いてもいいのかなというふうにも思っておりますので。ただ、今までずっと環境の面でいろいろな議論を積み重ねて今日まで来ているということも理解をしておりますので、そういう方々の意見もよく聞きながら、公約に向けて御理解をいただく努力をしていきたいなというふうに思っております。